【ボーイズリーグ】熊本光の森 完封で決めた創部3年目初優勝/九州大会熊本予選
- 2022/10/29
- ボーイズリーグ記事
▼中学生の部決勝
熊本泗水 000 000 0=0
熊本光の森101 000 X=2
中村公6回2/3 ゼロ封
熊本光の森は決勝で熊本泗水を2―0で破り、創部3年目で初優勝した。
先発右腕の中村公は6回2/3を被安打3で無失点に抑えた。スライダーの切れが良く、3四死球と制球も安定していた。球数制限のため最後の打者を残して降板し、代わった左腕の三池祐五が抑えた。打者では1、3回に適時打を放った3番・吉武が活躍した。
投手陣は、準優勝した9月の火の国大会後、野手とは別メニューで走り込みに徹した。三池に次ぐ2番手以降の投手育成が課題だったが、猛練習で下半身を強化した中村公をはじめ、中村唯、上甲らが成長して底上げに成功した。
捕手・森 好リードで投手陣引っ張る
捕手・森の配球もさえた。これまでは追い込んだ後にすぐ三振を狙って打たれることもあったが、コースを突いて打たせて取るリードに徹した。その結果が完封勝利につながり、熊見監督は「(ストライクからボールへの)出し入れがうまくいったし、打者心理を読んで遊ぶ球も使っていた」とたたえた。
九州大会は初出場。激戦区の熊本を制した勢いに乗ったまま、上位進出を狙う。
(2022/10/22紙面掲載)
※新聞紙面(10/22)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>