Ａ：車番と本紙予想
　数字は各選手の車番。一番下の印が担当記者による選手の評価「本紙予想」。その上の印は穴狙いの「穴目予想」。最上段はデスクよる予想。◎、○、▲、△、注、無印の順。

Ｂ：フォーカス
　推奨する買い目。このレースなら、上部の白抜き数字が２車単予想で③⑤、⑤③、③②、③①、③④の５通り。下部の角数字が３連単予想で③⑤②、⑤③②、③⑤①、③⑤④ほか。いずれも本紙予想に基づいています。

※本紙予想に基づく３連単フォーカスは③⑤②、⑤③②、③⑤①、③①⑤、③⑤④、③④⑤の６通りとなります

Ｃ：平均競走得点
　レースの格式と着順に応じて与えられるポイントの平均値。選手の強さのバローメーターとなる指標です。直近４か月間。

Ｄ：選手名、出身など
　上から選手名、年齢、出身、期別。競輪は複数の選手が連携して戦う競技で、基本的に同じ地区の選手同士で連携します。

Ｅ：バック回数
　バック回数は、ゴールまで残り半周の時点で先頭に立っていた回数。多いほど、積極的に先行する選手と言えます。

Ｆ：勝利度数
　４か月間の１、２、３着と４着以下の回数を記載。３連単購入の際、３着までに外せない選手かどうかの見極めに役立ちます。

Ｇ：決まり手
　「逃げ」「捲（まく）り」「差し」「マーク」の４種類を全て掲載。風を切って走る自力型選手だけでなく、追い込み選手の特徴をつかむのに役立ちます。　
　逃げやバック回数が多いと自ら風を切って走ることが多い。差しやマークが多いと、逃げ選手を追走してゴール前の直線勝負に持ち込む追い込みタイプです。

Ｈ：今回成績
　四角囲みはレース番号、下の数字は着順で白抜きは特選など格の高いレース。
　初日は前走地成績を掲載しています。

Ｉ：ギア倍数
　「392」はペダル１回転で３メートル92センチ進む。数字が高ければ進む距離は長くなりますが、その分、踏み込むのにより大きな力が必要になるので瞬発的な加速力が落ちます。

Ｊ：展開（並び）
　このレースの場合、出身を見ると、⑥番は福岡、③番は福岡、⑤番は熊本と同じ九州地区の「九州ライン」、②、④、⑦番は徳島と岡山の「中四国ライン」、①番は京都で同地区の選手がいないので単騎での競走を選択しています。
　Ｅのバック回数は⑥番が最多。積極的な選考勝負と見て、有利な（２）番手にいる③番が本命、その後ろにつける⑤番を対抗印にしています。

Ｋ：本命率
　◎をつけた本命選手の信頼度をパーセンテージで表しています。

　記念レースの決勝などでは大型出走表を用いるなど、さらに充実した紙面づくりをしています。

　今回成績の欄では前日の出走レースと着順、レース内容を記載。どういう展開で勝ち上がったのかがひと目で分かるので車券戦術に役立ちます。