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【福岡】西鉄ファン垂ぜんのグッズがズラリ「ライオンズベースボールショップ」/球団発足70周年
- 2021/5/27
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福岡市中央区赤坂 けやき通り沿い
貴重なグッズなどを購入できる「ライオンズベースボールショップ」が、福岡市中央区のけやき通り沿いにある。西鉄ライオンズでマネジャーなどを務めた藤本哲男さん(故人)と、娘婿で代表取締役を務めている平岡和也さん(69)が1979年に開いた。
店に入るとすぐに、強打の中西太さんが着用した背番号6のユニホームが迎えてくれる。他に、58年に日本一に輝いた際のチャンピオンフラッグのレプリカや、往時の様子を伝える写真パネル、選手のサインなどが飾られている。
平和台球場跡地と合わせて訪ねるファンも
店内に並ぶグッズを求めて聖地・平和台球場の跡地と合わせて遠方から訪ねてくるファンも多い。おなじみの「N」と「L」の文字が入った帽子は3連覇当時のデザインを再現した。色合いにもこだわったユニホームや球団旗など、いずれもオールドファンにとっては、たまらないものばかりだ。
2008年には、ライオンズの灯を消さずに継承してきたとして、埼玉西武ライオンズから感謝状を贈呈された平岡さん。アルバムをめくりながら「野性的で型破り。個性豊かな選手ばかりだった」と懐かしむ。店を訪れたファンと思い出話に花を咲かせることもある。
(2021/5/23紙面掲載)