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【鹿児島】海の幸に舌鼓 サウナ&温泉ざんまい ワンオクの旅で桜島、錦江湾の恵みを満喫
- 2022/3/22
- 【鹿児島県】注目スポット・レジャー情報
鹿児島市、姶良市、霧島市、垂水市
鹿児島県の鹿児島、姶良、霧島、垂水の4市でつくる「錦江湾奥会議」(ワンオク会議)は、桜島を中心にした壮大な景色と豊かな自然を生かした観光をPRしている。温泉、海の幸、体験型観光とその楽しみ方は多彩。魅力的なスポットを紹介する。(加藤 博之)
表情変える桜島
ワンオクを旅する魅力の一つは、桜島の様々な表情を楽しめることだ。鹿児島から、姶良、霧島、垂水と続く海岸線に沿って進むと、右手に圧倒的な威容を誇る桜島を見ることができる。
その印象は角度によってずいぶん変わってくる。4市を周遊してみると、それぞれに特徴があって面白い。
定番は鹿児島市街から見た桜島だろう。姶良市から見ると、稜線がなだらかで柔らかく映る。霧島市からは季節によって、夕日がその頂上に重なる「ダイヤモンド桜島」を見ることができる。最も近い垂水市からの眺めは迫力があり、ごつごつとして雄々しい印象だ。
季節や時間帯によっても違う。「冬の空気が澄んで、くっきりと見える時期が最高」、「やわらかな日差しが山肌を照らす午後からの景色が好き」、「やはり夕景が何とも言えない」。旅で出会った人々にその印象を聞くと、答えも様々だった。
桜島は約2万6000年前の噴火でできたという。錦江湾はさらに古く、約2万9000年前の噴火による大きなカルデラで、海水が流れ込んで湾になった。水深は深い所で200メートル以上。なるほど、魚種も多彩なわけだ。
雄大な景色の中、豊かな海でとれる新鮮な魚介類を食べ、遊び、ゆっくりと温泉につかる。自然の恵みを心ゆくまで満喫するワンオクの旅に、家族や友人と出かけてみては。
鹿児島市 聖地ニューニシノサウナで「ととのった」後は、知る人ぞ知る名山堀へ
ニューニシノサウナ
天然温泉とケロ材を使ったフィンランド式の本格的なサウナがあり、愛好家に人気のホテル。大正初期に旅館として創業。地元の人や観光客に愛されている。温泉は地下930メートルから湧き出るナトリウム塩化物泉。中心街の天文館にあり交通の便もいい。温浴施設は男性専用だが、月1回の「レディースデー」も好評で、遠方から訪れる人も。千日町13の24 099・224・3232
すし握り体験(康正寿司学校)
錦江湾の恵みを、自ら握って味わう至福のひとときだ。法被、帽子をかぶると、気分はすっかり「すし職人」。マグロ、カンパチなどのネタとシャリが用意されており、ベテラン職人に教わりながら握っていると、あっという間に完成。大人から子供まで楽しめそうだ。
「本格手握りコース」は天ぷら、うどん付きで3000円(税別)。要予約。食べる時間を含め約90分。「ふぁみり庵はいから亭」与次郎1の9の7 099・255・0381
両棒(ぢゃんぼ)餅・平田屋
創業147年の老舗。店内からは錦江湾や桜島が見える。一口食べると、とろーりとした秘伝のタレの甘味と餅のうま味が広がる。鹿児島のソウルフードだ。吉野町9673 099・247・3354
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