ボートレース若松Ｇ１「読売新聞社杯 開設70周年記念・全日本覇者決定戦」／2023年1月20-25日

若松周年史上最強メンバー集結

　ボートレース若松（福岡県北九州市）のＧ１「読売新聞社杯開設７０周年記念・全日本覇者決定戦」が１月２０日に開幕する。ＳＧ覇者が２２人、そのうちグランプリ覇者も実に１１人。Ｇ１覇者は３５人。２０２２年のグランプリメンバーも１２人が登場という、若松周年史上最強の豪華メンバーが集結。迎え撃つ地元福岡勢は瓜生正義を筆頭に篠崎兄弟や羽野直也ら精鋭８人。そんな地元勢の中で、やっぱり若松と言えばこの人、西山貴浩と、これが記念戦線復帰初戦となる峰竜太に意気込みを聞いた。（聞き手・井上誠之）

休み経験して「ボートレースが楽しく」

　―２月の福岡九州地区選以来、ちょうど１年ぶりの記念になります。
「復帰して最短で記念を入れてもらえたことに感謝したいです」

　―２日目のドリーム戦では１号艇に指名されています。
「マジか～って思いました。これだけすごいメンバーがいて僕が１号艇で賛否両論あるかもしれませんが、１号艇で選んでくれた若松さんには本当に感謝しかありません」

　―休む前と後で何か心境に変化などはありましたか？
「昔はボートレースが楽しかったんですよ。自分にがむしゃらさがあった。それがいつの間にか６号艇で前づけに行くようになったり、責任感の方が大きくなってしまって。若松でオールスターを勝った時も、うれしい気持ちより、人気に応えられてホッとした気持ちの方が強かったんです」

　―それが今は？
「休みを経験して、今はまたボートレースが楽しくなりました」

大事なレース「結果を出したい」

　―記念復帰初戦ということもあり、注目を集めそうですが。
「ファンも選手も関係者の方々も、峰竜太は記念で通用するのか…と思いながら見ると思いますので、弱いところは見せられない。大事なレースだと思っています。だから結果を出したい。そういう気持ちですね」

　―最後に決意のほどを。
「若松さんにドリーム戦１号艇で選んでもらって責任を感じてますし、最大限に恩を返したい。優勝で恩を返すのが一番だと思っています。それとグランプリの１号艇で転覆して迷惑をかけたし、もう１回グランプリを勝たないといけない。僕のグランプリロードはこの若松の記念からスタートです」

（2022年12月配布号外PR版紙面、2023/1/13Web公開）