【ボートレース】篠崎元志ら地元勢10戦士がタイトル奪取に燃える! 石野貴之、峰竜太らトップレーサーがハイレベルな激闘展開/G1福岡チャンピオンカップ 30日開幕

ボートレース福岡G1「福岡チャンピオンカップ開設70周年記念競走」/2023年10月10日-15日

 ボートレース福岡のG1「福岡チャンピオンカップ開設70周年記念競走」はあす10日に開幕する。篠崎元志、瓜生正義の地元勢や、石野貴之、峰竜太、桐生順平といったトップレーサーが集結。8月のSG「ボートレースメモリアル」の熱戦も記憶に残る中、ここ福岡で再びハイレベルな激闘が繰り広げられる。

初日DR1号艇にシードされ、主役の期待がかかる篠崎
2年前のグランプリ以来、久々の優勝を目指す瓜生

篠崎元志 当地3か月連続出場のアドバンテージ生かす

 10人出場する地元勢がタイトル奪取に燃える。特に期待がかかるのが篠崎だ。最後の特別戦優勝は2016年。純地元といえる福岡で復活Vを狙う。当地はメモリアル、9月の一般戦にも出場し、3か月連続参戦も追い風。1号艇選出の初日DRから主役の走りで駆け抜けたい。

 瓜生にも期待が集まる。5月の芦屋オールスター以降、特別戦での優出がないが、当地は何と言ってもSG3Vの地。今年の賞金ランクも30位近辺にとどまっており、ここを勝って一気にグランプリ圏内へ浮上したい。

 昨年の当地ダイヤモンドカップを制した岡崎恭裕、一昨年の大会覇者・前田将太も当地2度目のG1制覇へ照準。メモリアルで予選突破の西山貴浩や、福岡巧者で当地G1で6度目となる古沢光紀も地元でのタイトル奪取に全力を注ぐ。

昨年2月以来、久々の福岡登場となる峰。当地もSG3優出の実績を残す

峰竜太 G1で3連続優中中

 遠征勢では不動のV候補となる峰竜太に注目だ。直近はG1で3連続優出の①③②。その内2度は予選トップで優勝戦1号艇の活躍だった。直前は地元唐津で惜敗の準優勝。その悔しさをすぐさま晴らしたい。

福岡は通算9優出5Vと勝負強さの光る宮地
福岡はSG2Vと抜群の水面相性を誇る石野

前回覇者・宮地元輝は抜群の水面相性

 前回大会覇者でメモリアルでも優出した宮地元輝も注目の1人。抜群の水面相性と勝負強さを誇る。当地実績なら石野貴之と吉川元浩も文句なし。SG2勝の水面で勝ち方を心得ている。SG、G1で合計6優出の桐生順平や、当地では常に快速の印象がある寺田祥も有力なV候補。メモリアルで優出した深谷知博と桑原悠も再び快走を誓う。

 今年の賞金ランクに目をやると、ボーダー付近に位置する中島孝平や、ボーダー下の上條暢嵩、山田康二、今垣光太郎、片岡雅裕、菊地孝平らにとっては年末が近づき大事な時期。また、遠藤エミ、守屋美穂、渡辺優美の女子3人の活躍にも注目したい。


超抜61号機は誰の手に!?

 絶対的エース機が存在するのが現在の福岡。超抜61号機を誰が手にするかは最大の注目ポイントだ。8月のSGメモリアルでは桑原悠が使用。準優、優勝戦の勝負どころでも頭一つ抜けた足色を誇り、優勝まであと一歩の活躍だったのは記憶に新しい。それ以降の2節ももちろん強力。節一を争う仕上がりを見せており、追いかけるべきエンジンだ。

 他にも強力機が複数あり、しかもエンジン差は比較的大きい。良機獲得が大きなアドバンテーシ゛になる。次にお勧めは65号機。こちらも61号機と同じく中間整備で激変したエンジンで、毎回必ず強力に仕上がる。メモリアルでは寺田祥が使用し、直近2節の占部一真、深川麻奈美も対戦相手を驚かせる噴き方だった。

 伸びに威力があるのは37号機と34号機。37はメモリアルで重成一人が予選トップの快走を見せ、37はルーキーシリーズで末永和也が5コースまくり差しで優勝したエンジン。メモリアルで茅原悠紀が強烈な追い上げを見せていた27号機も注目で、直前の女子戦では130期の石原凪紗が水神祭を含む節間3勝と爆発した。馬場貴也がSGを制した63号機も木下大将が優出、F2の野田部宏子も2勝2着3回と活躍した。

 以上6基に付け加えると、48号機、28号機、66号機、71号機も好素性機。

(2023/10/9紙面掲載)

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