【公営レース】やっぱりレースは「生」が一番 迫力満点の現地観戦のススメ

小倉競輪・北九州メディアドームでG1「競輪祭」を観戦してきました

大村ボート担当・長谷記者 競輪祭で実感

 以前なら行きたいなと思ったら即行動していた。しかし、コロナ自粛から遠出することが減った。それでもボートレース大村のG1周年とスポーツ報知杯が終わって一区切り。気分転換も兼ねて遠出してみた。

 26日のまだ暗い中、新大村駅から始発の西九州新幹線に乗ってプチ旅がスタート。まず訪れたのは築城基地(福岡県築上町)の航空祭だ。趣味の乗り鉄と飛行機撮影を同時に楽しむ。幸いにも晴天に恵まれた。青空の下、ブルーインパルスの見事なアクロバット飛行を堪能。パソコンなどで動画を見ることも多かったが、やはり生観戦は迫力が違った。爆音、空気感、多くの人の歓声は現地に来ないと分からない。

 その後は小倉で途中下車してG1競輪祭の最終日へ。新聞の広告でレッツゴーよしまさ、古賀シュウのイベントを知ったので、それもお目当ての一つだった。しかし、ステージの場所を調べてなかったという初歩的ミスと北九州メディアドームが広すぎて、たどり着いた時にはイベントは終わっていた。だが、最大の目的はトップレーサーの走りを目の前で体感することだった。

 一言で言えば、「すごかった」。スピード、目の前を駆け抜けて行く時の音。ゴール付近で見ていた男性は「○○(選手名)そのまま残せー、残せー」と声援を送っていた。走り終えた選手へは「ありがとう」「次も頑張って」などの声も。いいね、いいね、これだよ。最近は便利になってパソコンなどでレースを見ているが、やっぱり現場はいい。この一体感がたまらない。観戦が終わると終電で帰ってきた。この日は2万歩を超えるほど動いた。疲れたが、それ以上に充実した1日を過ごせた。

 西部管内では、12月6~11日にボートレース芦屋でG1「読売新聞社杯 全日本王座決定戦」、同7~10日に別府競輪でG3「オランダ王国友好杯」、14~17日には佐世保競輪でG3「九十九島賞争奪戦」が開催される。ビッグレースだけでなく、一般戦もレース場へ足を運んでください。たまには現地観戦いかがですか。楽しいですよ。 (長谷 昭範)

(2023/11/29紙面掲載)

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