【ボートレース】からつのレース展望は、この3人に任せとかんね/高木記者×なべちゃん×牧原真由 特別対談 G1唐津ダイヤモンドカップ3月26日開幕
- 2024/3/15
- ボートレース記事
ボートレースからつ「G1唐津ダイヤモンドカップ」(2024年3月26-31日開催)
2021年11月にリニューアルした新スタンド誕生を記念してGⅠ「ダイヤモンドカップ」が26日から6日間にわたり開催される。オールA1で覇を競う特別戦は、峰竜太ら昨年のGPメンバーが10人参戦の豪華メンバーで見どころ満載。決戦を前に、ボートレースからつを担当するスポーツ報知の高木拓也記者と、ボートレースからつの直前予想「ズバッと!!なべチャンネル」でおなじみの渡辺裕介氏、同番組のMC牧原真由さんがシリーズの行方を占う座談会を行った。
昨年GP組が10人 超豪華メンバー集結
―まずはメンバーを見ての率直な感想は
なべ「凄いメンバー。Wドリームに入りきれない選手がいる。地元勢だと上野真之介選手と山田康二選手。遠征では原田幸哉選手。最近調子がいい新開航選手も」
牧原「70周年のメンバーもすごかったけど今回も本当に豪華。前田将太選手も調子がいい。昨年は江戸川周年を含み7Vで今年も2Vと好調ですよね」
70周年記念は牧原イチ推しの濱野谷憲吾が優勝
―それでは皆さんのイチオシ選手を挙げてください
なべ「私は上野選手。からつでは無双状態。今年はすでに優勝3回でGⅠも優出。からつは、3連覇中で地元だと何割増しかの走り。調整もいい感じで来ていると思う。この勢いのままGⅠタイトルを手にするのではないかと思う」
牧原「私はずっと言っていますけど今回も濱野谷憲吾選手。70周年を勝ち同時に通算100Vを飾りました」
高木「牧原さんは70周年で濱野谷をイチオシして見事に当てました」
牧原「今年は関東地区選手権(平和島)を優勝。うまいし、年を感じさせない走り。70周年のいいイメージを持って、また頑張ってもらいたいですね」
高木「私は茅原悠紀選手に期待。からつのイメージはあまりないけど昨年は史上初めて年間でSG6度優出。ターンの切れは文句なし。レースを見るのが楽しみな一人」
峰竜太は悲願の地元G1制覇へ
―地元GⅠ初Vを目指す地元大エースの峰は
なべ「そろそろ獲ってもらわないと。待たせ過ぎの感はあります(笑)。あとはモーターの抽選運だけ。70周年は早めの整備で直して、優勝戦は1号艇でした」 高木「今年は1走目でF。どうなることかと思っていたら、浜名湖70周年、九州地区選手権(芦屋)で2節連続GⅠV。やはり底力が違う」
ボレ女にお薦め「イケメン枠」は山田祐也や永井彪也ら
―イチオシ以外で注目は
牧原「私的にイケメン選手権並みにイケメンが多い(笑)。山田祐也選手は前回のMB大賞は負傷で途中帰郷。まくり差しがうまくて堅実。応援しています。永井彪也選手はイケメン選手権で優勝して以来の参戦。若手で人気の末永和也選手、羽野キュン(直也)もいて板橋侑我選手は格好良くて肌がめちゃきれい」。
なべ「板橋選手はGⅠ(浜名湖68周年、鳴門70周年)も2回勝っている実力者です」
牧原「実力を兼ね備えたイケメンが多いので、ぜひ、ボレ女(ボートレース女子)にもダイヤモンドカップはぜひ見てもらいたいですね」
地元G1を2度制覇の山田康二も活躍必至
高木「地元G1を2Vの山田康二選手も活躍必至とみる。江戸川周年の予選でFを切ったのは痛いが、躍動してSGメモリアル出場へとつなげて欲しい」
牧原「昨年のG2MB大賞を勝った山口剛選手は、からつとの相性がいい。今回もやってくれるでしょう」
なべ「吉田拡郎選手も当地は水が合います。70周年は、準優と優勝戦はチルトを2度に跳ねて舟券に絡んだ。伸びだけでなく回り足も整えてくるレース巧者で侮れません」
ドリーム2nd6枠・土屋智則はコース取りから注目
―他で気になる選手は
牧原「昨年G1を2勝して8Vと大活躍した島村隆幸選手は、今月は尼崎周年を制覇。優勝は3回で今年も好調キープしています」
なべ「ドリーム2ndで6号艇の土屋智則選手は前付けもありでコース取りから注目。新開選手は昨年G1(常滑ダイヤモンドカップ)を勝ちSGでも連勝するなど活躍。力は付けています」
高木「2節前の一般戦を走ったばかりの平本真之選手(優出)、片岡雅裕選手(優出)、前田選手、古賀繁輝選手(優出)は、いいエンジンではなかったけど調整のヒントを得たのではないか。良機を引いて頑張ってもらいたい」
満場一致の推しエンジンは19号機
―推奨エンジンは(昨年8月24日から使用)
なべ「19号機。これは3人一致でしょう。行き足がいいので、まくる選手が手にしたらおもしろい」
高木「赤井睦選手-出畑孝典選手が2節連続V。赤井選手はデビュー12年目で初優勝でした」
牧原「出畑選手は引いた選手が優勝すると思うと言っていました」
なべ「27号機もパンチがある。優勝も3回して唯一数字と動きがリンクするエンジン」
野田なづき初優出の55号機と、56号機も注目
牧原「55号機と56号機も注目です。野田なづき選手は55で初優出しました。連番で覚えておきたい。その野田選手が追加節で使用していた18号機も力強い」
高木「24号機は安定感抜群。初下ろしで白神優選手がV。最近では鈴谷一平選手と東本勝利選手が連続優出。今月使用の古賀智之選手は6コースまくりを決めるなど伸びは強力でした」
なべ「29号機は昨年末のギヤケース交換の中間整備が大当たり。渡辺浩司選手は優勝を逃したけど8勝マークの大活躍。その後も安定の動きで今月は行き足節一の木田峰由季選手が3年3か月ぶりに優勝を決めました。市川哲也選手(1月中旬使用)のクランクシャフト交換で激変した59号機も目が離せない」
ボートレース場が学生の勉強スペースに!?
―新しいスタンドは
なべ「モーヴィからつ(子供の遊び場)は家族連れで大にぎわい。一般市民も気軽に足を運びやすくなりました」
牧原「場内のブックカフェは学生が勉強している姿をよく見かける。レース場で勉強しているのはからつだけでは? コミュニティセンターのような雰囲気もあります」
高木「レース場近くの高校に通う娘が学校帰りに寄り勉強していますが、静かで集中できると喜んでいる」
今回も宣言「なべチャンネルで『ビシバシ当てる』」
―最後に一言
牧原「期間中はイベントが盛りだくさん。きれいな新スタンドで、スリル満点のボートレースを楽しんでください」
なべ「本当にいいメンバー。私は予想をビシバシ当てるので「ズバッと!!なべチャンネル」を見て、ぜひ舟券購入の参考にしてください」
高木「新聞(スポーツ報知西部版)は連日大きなスペースを使って予想をお届けします。みんなでダイヤモンドカップを大いに盛り上げましょう!」
【プロフィル】
渡辺裕介 身長およそ190㌢の大男。幼い頃からボートレースに慣れ親しむ。2016年10月からボートレースからつの直前予想「ズバッと!!なべチャンネル」で解説を担当。JLCのSG中継でも予想のスペシャリストとして多数出演。
牧原真由 2017年8月に若松でJLCリポーターデビューし、各地のレース場で活躍。2020年4月からボートレースからつの直前予想「ズバッと!!なべチャンネル」のMCを務める。
高木拓也 ボートレーサーに憧れ72期選手養成員として山梨県の本栖研修所に入所。選手の道は絶たれたが、ボートレースの知識が生かせるスポーツ紙記者の道へ。記者暦は29年で、からつ担当は計20年以上。
(2024/3/15公開)