【ボートレース】前川守嗣 6年連続で全国ボートレース甲子園沖縄県代表に 「1年間で一番の目標」

前川守嗣
6年連続で沖縄代表に選ばれた前川

津ボートで7月10日から

 7月の10日からボートレース津でG2「全国ボートレース甲子園」が開催される。同大会は2019年に設立され、今年で第6回になる。

 47都道府県の代表はA1、A2、及びB1級の選手を出身地別に分け、勝率(審査期間23年5月から24年4月)上位5人の中から1人ずつを日本モーターボート競走会が選出した。

 これまで深紅の優勝旗を手にした歴代優勝者は第1回が今垣光太郎(石川)、第2回峰竜太(佐賀)、第3回毒島誠(群馬)、第4回深谷知博(静岡)、第5回は片岡雅裕(高知)とSGレーサーばかり。優勝戦はハイレベルな争いが期待できる。

 6大会連続で岡山代表となる茅原悠紀は別格だが、レース場のない都道府県では青森の鹿島敏弘、秋田の高橋直哉、山形の多田有佑、奈良の太田和美、高知の片岡、島根の西島義則、そして沖縄の前川守嗣らも第1回から連続で参戦。

後輩台頭も「まだまだ頑張る」

 沖縄代表の前川は「グレードレースはあまり縁がないので、このG2は1年間走ってきた中で一番の目標ですね」と応える。

 また、以前は少数だった沖縄出身の選手も現在では11人。後輩の上原健次郎、上原崚、冨名腰桃奈らも勝率5点台の選手に成長してきた。

 「後輩の活躍はうれしいが、自分もまだ甲子園に出たいので、まだまだ頑張りたい」と気持ちを引き締める。

 SG「メモリアル」はボートレース場の代表で選出される点が異なるが、今大会は出身地の代表。ファンもぜひ同じ古里の選手を応援してもらいたい。 (田原 年生)

(2024/5/22紙面掲載)

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