【ボートレース】池永太 ダービーで4年ぶりSG出場「忘れられないレースにしたい」

池永太
ダービーへの意気込みを語った池永

来年の若松クラシック目指した延長線でダービー決めた

 ボートレースの次のSGは来月22日開幕の戸田ダービー。福岡支部の池永太は、実に4年ぶりのSG出場となる。久々の大舞台が控える中、意気込みを聞いた。

―前回のSGは2020年、鳴門のオーシャンカップ。覚えてますか。
 覚えてないです。ただ、4年と言われると長いけど、そんな実感はない。レースに追われる仕事なので、むしろあっという間の感じ。だからモチベーションも変わらないし、気持ちは若いですよ。早生まれなんで、もう同級生は40歳なんですけどね。

―SG、G1での活躍が目標だと思いますが。
 SGを取りたい。大きいところでやらないといけない。その気持ちはもちろんある。ただ、仕事をやる過程は一緒なので。全力でどのレースも頑張って優勝を目指す。そこに変わりはないです。

 今回は来年のクラシックが若松なので、地元のSGに出たい。その延長線(今年は優勝5回)で勝率も上がったというのはあるでしょうね。

―この4年の間に焦りとかは感じましたか。
 焦りがないことはないけど、何かを変えようとは思わなかった。あれこれ変えるのは若いうち。同じことを続けていく中で、一つ一つの質を高めていく。自分のやり方を突き詰めていく感じ。まだまだ成長できるし、上に行けると思ってます。

―この間には同期の土屋智則選手がSGを2回勝ちました。
 1つ勝ってから2つ目が早かったのが良かったなと思う。強いですよね。仲もいいし、いい刺激にはなってます。SGに行けば(西山)貴浩もいるので、それは心強い。

―最後に意気込みを。
 前回のことは本当に覚えてないので、いい成績ではなかったんでしょう。今度はずっと覚えていられるような、忘れられないレースにしたいですね。 (聞き手・中村 雅俊)

(2024/9/11紙面掲載)

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