【ボートレース】元プロ野球投手・野田昇吾 初参戦からつで3連対4度マーク

野田昇吾
デビュー4期目で成績も上がりだした野田

西武で2018年に年間60試合登板

 元プロ野球選手の職歴を持つ131期の野田昇吾(31・埼玉支部)が、16日に幕を閉じたボートレースからつ一般戦に出走。初めてイン逃げ(通算3勝)を決めるなど4度舟券に貢献。初参戦のからつで存在感を示した。野球の経歴、転身したボートレースについて聞いた。

 ―野球は甲子園に出場
 「出身は福岡県糸島市で、中学時は伊都ベースボールクラブ(硬式野球)で野球をやりました。杉内俊哉選手(福岡ソフトバンクホークス―読売ジャイアンツ)に憧れて、高校は杉内さんの母校でもある鹿児島実業に進学。2年の夏と3年の春に甲子園に行きました。その後は、社会人野球の西濃運輸を経て埼玉西武ライオンズ(2015年のドラフト3位)に入団しました」

 ―5年在籍の西武では通算4勝、26ホールド、1セーブ。優勝も経験
 「リーグ優勝した18年は60試合近く投げました。スピードは148キロくらい出ていました」

 ―プロ野球からボートレースへ
 「戦力外通告をされた時に、元々ボートレースファンで背が低かったこともあり目指しました」

 ―ピッチングからボートの操縦ですが
 「ボートレースは全然別物です。運動神経とか関係ない。そんなに甘い世界ではない。スピードも足りないし、自分はメカニック系がめちゃくちゃ苦手。だいぶ慣れてはきましたけど(笑)」

 ―デビューして4期目に入りましたが目標は
 「今期からスローに入っています。目標は勝率4点から5点の間を取ること。師匠の須藤博倫さんにアドバイスをもらって頑張ります。最近は中村尊さんにSのやり方を教えてもらって、それがはまっています」 (聞き手・高木 拓也)

(2024/9/25紙面掲載)

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