【ボートレース】福岡のエース機は連続優勝中!12月8日開幕の福岡チャンピオンカップで24号機を手にするのは誰?

ボートレース福岡24号機の写真
2節連続優勝中で71周年でも注目を集める24号機

毎年ドラマが生まれる福岡周年 昨年に続くエース機Vあるか

 チャレンジカップが終わり、グランプリメンバーが決定。ボート界は今年の総決算の時期を迎えた。ただ福岡は今年のメインイベントの一つがまだこれから。G1「福岡チャンピオンカップ・開設71周年記念競走」は来月8日に開幕する。

 福岡のG1というと、担当になって最初の69周年(2022年9月)が宮地元輝のG1初タイトル。佐賀支部ながら福岡水面にかける熱い思いを知ることとなった。そして続くダイヤモンドカップ(同年11月)では岡崎恭裕が悲願の優勝。福岡でタイトルを取るという選手としての目標を達成した。その前年には前田将太がG1初制覇を地元で達成するなど、とにかく感動なシーンが思い起こされる。ファンの熱気と選手の熱量がそうさせるのか、賞金レースが終わったあととはいえ、今回も期待は大きい。

 そして福岡と言えば、エンジン差が大きいのも特徴だ。昨年の70周年ではエース機を手にした山本寛久が優勝。戦前から「このエンジンを引いた選手が優勝」と言われ、その言葉を納得させるだけの威力を見せてきた。優勝戦は3コースまくり。コンマ01という山本が見せた極限のスリット攻勢とともに、その時の61号機は強く記憶に刻まれるものになった。

 前回ほど強烈ではないものの、今回も「これは」と思える不動のエース機が出現している。出場したここ3節は節一で、直近2節は山本隆幸、岡祐臣と連続優勝の24号機だ。あす28日開幕の一般戦は低調機シリーズで不出場が予想され、連続優勝中のままG1戦を迎えることになりそう。この24号機を誰が手にし、どんな結末を迎えるのか。その観点からも楽しみが膨らむ。 (中村 雅俊)

(2024/11/27紙面掲載)

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