【ボートレース】来年7月の徳山オーシャンカップ選考期間は4月まで PG1・G1・G2の準優は山口支部の選手に注目だ

海野康志郎
地元SG出場を目指す海野康志郎

選考基準はPG1・G1・G2優勝戦の着順点上位者

 今年も残すところ約3週間程となった。22日には大注目のグランプリ(GP)、そしてクイーンズクライマックス、年が明ければボートレースバトルチャンピオントーナメントや、新設のG1「スピードクイーンメモリアル」とビッグレースが続く。私の担当するボートレース徳山では、来年2月にG1「中国地区選手権」、3月にはG2「モーターボート大賞」と特別戦の開催が続く。だが、何と言っても一番の目玉は7月に行われるSG「オーシャンカップ」(以下、OC)。

 徳山では23年グランドチャンピオン以来のSG開催で、OCは初開催となる。選考としては前年度覇者(24年度覇者茅原悠紀)、前年のGPファイナル出場者、直前のSG・GC優勝者、前年の5月1日から当年の4月30日までのPG1・G1・G2の優勝戦における着順点獲得上位者に出場権が与えられる。PG1・G1・G2を問わず1着10点、2着9点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点。また、一節間走りきれば1点獲得できるが、最低1回は優出しないとポイントは加算されない。過去5年の平均ボーダーは20点となっており、21点以上を獲得できていれば、出場はほぼ当確と言えそうだ。

21点超えでほぼ当確に 15点の海野康志郎に注目

 10日現在では、18名の選手が21点以上を獲得している。地元勢では、32点を獲得している白井英治を筆頭に、海野康志郎が15点で、あと一度優出できれば出場に大きく近づきそうだ。寺田祥は11点を獲得している。その他では、まだ優出できていないため、優出が必須条件となるが、柳生泰二が7点、谷村一哉が4点、佐々木完太、大峯豊、竹田辰也らが3点。

 選考期間締切までに行われるPG1・G1・G2戦の数は、現在開催中の福岡周年を含めて残り19レース。もちろん各選手とも優出を目指して準優を戦っているが、地元SG出場を目指す山口支部の選手たちは予選を突破した後も勝負駆けが続いている。準優では枠番を問わず狙ってみると好配当がゲットできる可能性もありそうだ。今後の記念戦線は、山口支部のレーサーに注目したい。 (山本 卓矢)

(2024/12/11紙面掲載)

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