読者の皆様、明けましておめでとうございます。本年も舟券攻略のためになったり、ちょっとしたこぼれ話など、ボートレースをより楽しめるような情報をお届けできるよう記者一同頑張りますのでよろしくお願いいたします。

　各場２人ずつ選出されるフレッシュルーキー。今年の福岡３場は総入れ替えとなり、担当場の芦屋は森口和紀と安河内鈴之介が選ばれた。森口は前期Ｆ２の休みを消化中で芦屋登場はまだ先になるが、現在開催中の正月戦を走っている安河内は早くも気合充実だ。「フレッシュルーキーに選ばれたことは素直にうれしい。まだ自分はデビュー３期目なのでより期待をより感じているし、一層頑張らないとと思っています」と奮起している。

　デビュー直後からセンスを感じさせるレースをしていたが、「思っていたほどできなかった。もっとやれたと思う」と２期目の前期はデビュー期と比べてそれほど勝率も伸びていないし、納得できるものではなかった。「まだスローのレースに慣れていない」ものの１２月から全コースを解禁していて、ここからは一気に勝率を伸ばさなければならない状況。そのためにも「Ｓにムラがあり過ぎる」と明白な課題の克服に向き合っている。

　「結果が選んでもらえた恩返しにもなると思うのでまずＡ級に上がりたい。早く特別戦も走りたいし、ここからは自分で道を切り開きたい」。今節の予選突破は絶望的になってしまったものの、レースセンスと物おじしない気持ちの強さを持ち合わせるスーパールーキーから目が離せない一年になる。　（井上　泰宏）

（2025/1/1紙面掲載）