【ボートレース】大村正月戦を制した桑原悠 好調続く102期の波に乗り1月誕生祭、2月九州地区選でも飛躍へ
- 2025/1/8
- ボートレース記事
5日に終わったボートレース大村の「新春特選レース」は、桑原悠(37・長崎支部)が優勝した。ただ1人のオール2連対でフィニッシュ。2連対率24%(前検時)のエンジンを上位クラスに仕上げた。大村では通算9回目の優勝となったが、意外にも正月レースは初めてだった。これでGW、お盆と合わせて、いわゆる地元3大レースのコンプリートとなった。「あっ、そういえば正月レースで優勝したことはなかったですね」。オール長崎支部での優勝戦を制して、2025年は最高の滑り出しとなった。
桑原は2008年5月に大村でデビューした102期。19年には九州地区選手権でG1初優勝を飾り、翌20年も同レースで優勝した。長崎支部では先輩の原田幸哉と下條雄太郎、後輩の村上遼とともにSGやG1を主戦場とする実力者だ。
同期には逸材が多い。昨年末には河合佑樹がチャレンジカップ、前田将太がグランプリシリーズでそれぞれSG初優勝を飾った。そして、クイーンズクライマックスでは遠藤エミが優勝。「102期が波に乗っているので自分も乗っかっていきたいっす。102期って結束力が強いんですよ。だから、みんなで強くなって行ければいいですね」とうれしそうに話してくれた。
大村では27日からG2モーターボート誕生祭、2月10日から九州地区選手権とビッグレースが連続して開催される。長崎支部を引っ張っていく1人として、桑原も出場を予定している。さあ、好調な102期の波に乗って、久しぶりの特別戦優勝となるのか。大村担当記者としては、もちろん期待していますよ。 (長谷 昭範)
(2025/1/8紙面掲載)