【ボートレース】清水愛海 デビューからちょうど1年で初勝利 その後も好調キープ
- 2021/12/1
- ボートレース記事
127期チャンプ 女子初のリーグ戦勝率1位
山口支部の清水愛海(22)=写真=が11月2日、待望のデビュー初勝利を挙げた。
ボートレーサー養成所(福岡県柳川市)では127期リーグ勝率7・12で女子初の1位。さらに修了記念競走では喜多須杏奈(110期)以来、8年ぶり6人目となる女子チャンプ。
11月2日はちょうど1年前、同じボートレース徳山でデビューした思い出の日。水神祭はデビューから153走目でやや時間はかかったものの、男女混合戦の4コースからコンマ13のトップスタートで豪快にまくった圧勝だった。
「うれしいですね。4コースは嫌いじゃない。これからも舟券に絡めるように頑張りたいですね」と笑顔。
今期から4コース解禁 13日に2勝目
これまでデビューして2期間(1年間)は大半が6コースだったが、3期目の11月からは4コースを解禁。いきなり初勝利に結び付けたのは大きい。その勢いは止まらず、13日にはボートレースびわこで再び4コースから差しで2勝目をゲット。その節は4走で舟券に貢献した。
「デビュー期はフライングや事故が多かったので自分のレースができなかった。今は無事故完走を第一に考え、最後まで諦めないレースを心掛けています」と振り返る。
今期勝率は3点台だが、課題に挙げている旋回技術も着実にアップしている段階。まだ、スローのコースには入っていないので将来の楽しみもある。
今期はどこまで勝ち星を増やせるか。シンデレラストーリーは始まったばかり。これからの活躍に注目したい。 (田原 年生)
(2021/12/1紙面掲載)