【ボートレース】“新エース機”登場も狙えるのはあと3節/ボートレース福岡

「決まり手はエンジン」14号機

 ボートレース福岡の現行エンジンの使用は、残り3節となった。

 28節使用し、相場はほぼ固まっている。初下ろし以降、エース機として長く君臨し続けたのが24号機。しかし、3節前の転覆でギアケースが換わり明らかにパワーダウンした。現状でも中堅以上の動きは見せているものの、エース機と呼べるほどではなくなった。実際に手にした選手も「そこまでかと言われると…」と首をかしげる。 

 そんな中、新たに注目を集めるようになったのが14号機=写真=だ。以前から評価は高かったが、4月に温水パイプが外されると、さらに本格化。2節前のどんたくシリーズで準優勝した江崎一雄は、2走目からオール2連対で節間5勝の活躍だった。すさまじいパンチ力を誇り「決まり手はエンジン」と話すほど。「行き足や伸びは超抜。出足やターン回りもいい。どの足も○(◎以上の評価)」と手放しで称賛した。続く山下和彦も江崎ほどではなかったものの、上位級の仕上がりで2節連続準優勝した。
 

最後は「ウエスタンヤング」

 “新エース機”の活躍を見られるのは、「日本モーターボート選手会長杯争奪戦」(26~29日)、「ほぼオール女子戦・西部ボートレース記者クラブ杯」(6月2~7日)、「G3第9回ウエスタンヤング」(6月11~16日)の3節。最後までその動向を見守りたい。(福山 脩平)

(2022/5/25紙面掲載)

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