【ボーイズリーグ】熊本中央2連覇! 競争意識高めて新チーム初戦飾る/火の国大会
- 2022/9/27
- ボーイズリーグ記事
第24回火の国大会(2022年9月3、4、10日、熊本・山鹿市カルチャースポーツセンター第3多目的グラウンドほか)
熊本県支部同士の対戦となった決勝は、熊本中央ボーイズが熊本光の森ボーイズを4-1で破り、2年連続4回目の優勝を飾った。大会には九州各地から中学生の部24チームが参加した。
▼中学生の部決勝
熊本中央(熊本) 022 000 0=4
熊本光の森(熊本)000 100 0=1
河野-山口バッテリー攻守で躍動
大会連覇を達成した熊本中央。攻守でひときわ輝きを放ったのが、河野と山口のバッテリーだ。
先発右腕の河野は5回4安打1失点の好投。6三振を奪い、「変化球が低めに決まって空振りが結構とれた」と振り返った。0―0の2回には、2死一、二塁で、「ここで決めようと、初球から積極的に狙った」と左越えに先制の2点二塁打。投打に活躍を見せた。
エース池田ら温存し投手層底上げへ
捕手の山口は、打っては3回に2点二塁打を放って河野を援護。6回からは坂本、7回は谷口と、3投手を好リード。準決勝までの3試合で30得点を挙げた相手打線を抑え、「投手が自信を持って投げられるように意識した」と胸を張った。
今大会は主力投手の一人、池田主将を温存。先発機会の多かった高野も2試合だけの登板で、河野らに経験を積ませながら勝利した。大津監督は「故障防止のために池田たちを休ませたが、他の投手が上がってくれれば戦力も良くなる」と、投手陣の成長に手応えを得た。
切磋琢磨してさらなるレベルアップへ
また、正捕手を争う山口と小山が出場した試合でそれぞれ活躍したように、チーム内の競争意識の高さが好結果につながった。10月の九州大会予選、そして12月に予定されている春季全国大会予選に向け、切磋琢磨(せっさたくま)を続ける。 (弓削 大輔)
(2022/9/16紙面掲載)
※新聞紙面(9/16)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(準決勝以前の記録は9/10掲載) <バックナンバ-お買い求め方法>