【ボーイズリーグ】八幡南 4戦計4失点 投手陣安定感光りV/秋季北九州大会(九州大会予選)

第6回秋季北九州大会(九州大会北九州支部予選)【中学生の部】(2022年10月1、2、10日、山口・美祢市民球場ほか)

 秋の九州王者をかけた「第38回九州大会」中学生の部の予選が各支部で行われた。代表2枠の北九州支部は、決勝で八幡南ボーイズが小倉ボーイズを6-1で破り優勝。両チームが出場権を得た。本戦は11月5、6日に大分市の別大興産スタジアムなど大分県内4会場で9支部の代表16チームが激突する。

優勝で2年ぶりの九州大会出場を決めた八幡南ナイン

▼中学生の部決勝
八幡南 000 110 4=6
小 倉 001 000 0=1

梶原 投打に活躍

 八幡南は決勝で小倉に逆転勝ちし、2年ぶりに優勝を飾った。

 1点を追う4回に葉山の適時打で追いつき、5回に相手のバッテリーエラーで勝ち越し。7回には梶原の適時打などで4点を加えた。守っては先発右腕の柿原が3回1失点。4回以降は梶原と内木也の両左腕がゼロに抑えた。

 梶原は4、5回の2イニングをパーフェクトと好救援をみせた。「次に点が入った方に流れがいくので、絶対に抑えようを思った」と話した。7回の攻撃ではだめ押しの適時打を放ち、「振り遅れたけどいい所に飛んだ」と振り返った。

決勝で2イニングをパーフェクト投球した八幡南・梶原

葉山 4番→6番変更に意地見せた

 4回に同点打を放った葉山は、準決勝は4番で出場したが無安打に終わり、決勝では6番に降格した。「半分悔しくて、半分肩の荷がおりた気持ち」で、次につなぐことに徹した打撃が好結果につながった。「次は4番で打ちたい」と意欲を見せた。

決勝の4回、同点打を放つ八幡南・葉山

守って攻撃につなげるチームカラー

 古賀監督代行が「投手中心に守り、攻撃につなげるのがチームカラー」と話すように、全4試合で計4失点の投手陣がチームを支えた。決勝で登板した3投手に加え、準決勝の宇部戦で4回1失点に抑えた右腕・柴田がおり、左右に好投手がそろっている。

 九州大会は5度目の出場。野中主将は「ベンチみんなで一丸となって勝てた。その流れを九州大会にもつなげて九州制覇を目指したい」と力を込めた。

(2022/10/22紙面掲載)

※新聞紙面(10/22)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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