【ボーイズリーグ】熊本泗水 無念逆転負け準Vも互角の攻撃力見せた/九州ブロック1年生大会
- 2022/12/1
- ボーイズリーグ記事
▼中学生の部決勝
糸 島(福岡南)300 121=16
熊本泗水(熊本)426 02=14
(5回時間切れ)
初回逆転 北野失策挽回した
熊本泗水は逆転を許し準優勝に終わったが、3回までに12点を奪うなど、優勝した糸島と互角の攻撃力を示した。
1回表にいきなり3点を先行されたが、その裏、鮮やかな攻めを披露する。2死二塁から岡田、山崎の連続適時打で2点を返すと、藤本が安打で続き、一、二塁とした。ここで初回に失策した北野が打席に。「エラーを取り返したかった」という一打は左中間を破る2点二塁打となり、逆転に成功した。
強風の不運も…投手陣課題
2回に2点を加え、3回にも岩本の3点三塁打などでさらに6点。試合の主導権をつかんだかに見えた。しかし4回に相手打線の猛攻を受け、強風で外野手が打球を見失うなど不運も重なり大量リードは泡と消えた。
松崎監督は「よく打ってくれた」と打力をたたえる一方、「ストライクが入らなかったし、投手陣にもう少し頑張ってほしかった」と振り返った。
準決勝では飯塚撃破 粘り光った
別府中央との2回戦や、優勝候補だった飯塚との準決勝を1点差で制したように粘りは光った。1回戦の福岡、決勝の糸島も含めて4戦全て強豪と接戦した経験は今後に生きてくる。
打線を引っ張った4番の岡田は「柵越えを打てる打力をつけ、また気配りもできるようないい選手になって、次は勝ちたい」と糸島へのリベンジを誓った。 (弓削 大輔)
(2022/11/18紙面掲載)
※新聞紙面(11/18)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>