【ボーイズリーグ】別府V 3投手で最少失点リレー/本田正記念大会
- 2023/1/5
- ボーイズリーグ記事
第4回本田正記念大会(2022年12月17、18日、福岡・桃園球場ほか)
九州各地の6支部から中学生の16チームが参加した。決勝は別府ボーイズ(大分)が八幡南ボーイズ(北九州)を6―1で破り優勝した。大会は小倉ボーイズ(北九州)の主催で行われた。
▼中学生の部決勝
八幡南(北九州)000 000 1=1
別 府(大分) 011 004 X=6
帆崎-稗田-飯田 それぞれ好投
別府は3投手の継投で1失点に抑えて優勝した。先発右腕の帆崎は要所を締めて2回を無失点、続く左腕の稗田が3回から5回までを2安打無失点に抑えた。6回から登板した左腕の飯田は2イニングを1失点で締めくくった。
打線は2回に帆崎の適時打で先制。3回に1点を加えた。6回には2死三塁から右田の適時三塁打など死球を挟んで4連打で4点を加えた。
全国予選逆転負けの悔しさ晴らす
前週に行われた春季全国大会予選は2回戦の大分明野戦で、1点リードの6回に2死走者なしから7失点して逆転負け。選手たちは目標を失いかけたが、裏田監督が「この大会から仕切り直して頑張ろう」と発破をかけ、もう一度前を向いた。
これまでは公式戦になると選手が硬くなり、本来の力を発揮できていなかったが、今回はみんながしっかりと役割を果たした。指揮官は「指示通りによく動いてくれた。結果が出ると選手たちは変わってくる」と声を弾ませた。
この大会は2017年に亡くなった小倉の前監督・本田正さんを顕彰して行われている。裏田監督は「お世話になった方なので優勝できてうれしい」と喜んでいた。
(2022/12/23紙面掲載)
※新聞紙面(12/23)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>