【ボーイズリーグ】佐賀東松ボーイズ 4戦計34得点!初の西日本王者に/第21回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet

第21回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet(2023年3月18、19日)

 「第21回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet」は九州各地と中四国から選抜された中学生の部16チームが出場して熱戦を繰り広げた。決勝は佐賀東松ボーイズ(西九州)が大分七瀬ボーイズ(大分)を10―0の4回コールドで破り、初優勝した。

決勝の1回、先制3ランを放つ佐賀東松・国分

▼決勝
大分七瀬(大分) 000 0=0
佐賀東松(西九州)321 4X=10
(4回コールド)

国分躍動 4戦5割6長打9打点&決勝4回ノーノー

 佐賀東松は大分七瀬との決勝で10点を挙げて圧勝した。打線が好調で全4試合で計34得点したが、特に3番・国分が躍動。決勝では先制本塁打を放ち打線を勢いづけた。

 初回、先頭の秀島と2番・志田原啓の連打で無死一、三塁として国分に打席が回った。その初球。バットを思い切り振り抜くと、打球は左翼スタンドに飛び込んだ。

 チームを活気づかせる先制の3ランとなり、「柵越えは自身2本目。ヒットを狙っていたけど、本塁打になって良かった」と喜んだ。

 チームは2回以降も打線がつながり、4回裏の攻撃中に10点差が付いてコールド勝ちとなった。

 国分は全4試合で14打数7安打の打率5割。決勝の先制弾を含めて長打を6本放ち、9打点を挙げた。また、決勝では登板して4回を無安打無失点に抑え、投打の活躍となった。

決勝の4回、追加点に沸く佐賀東松ナイン

逆転負けの悔しさバネに猛練習

 チームは2月の九州選抜大会西九州支部予選の決勝で、諫早に8点を先行しながら逆転負けを喫した。それ以来、悔しさをバネに猛練習を重ねた。本来は冬場に行う走り込みやサーキットトレーニングなど、ハードなメニューで鍛えた。

 今大会は雨の影響でナイターになるなど不慣れな環境だったが、集中力を切らさなかった。志田原昊主将は「この3週間の練習はきつかったけど、自信がついた。みんな試合に集中していた」と振り返った。

 2回戦では最大の強敵と見ていた糸島に打ち勝ち、準決勝の松山坊っちゃん戦では5点差をひっくり返した。そして決勝では投打で圧倒し、西日本王者の称号をつかんだ。

西日本選抜優勝大会特設ページ

(2023/3/24紙面掲載)

※新聞紙面(3/24)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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