第20回九州さわやか大会／中学生の部（2023年3月4、5、11日、大分・別府市民球場ほか）

　「第２０回九州さわやか大会」（中学）は九州各地や広島、愛媛から中学生の部３２チームが参加して開かれた。大分県支部同士の対戦となった決勝は別府ボーイズが大分明野ボーイズを６―２で破り、１６年ぶり２度目の優勝を飾った。

▼中学生の部決勝
大分明野（大分）０２０　０００　０＝２
別　府（大分）　００１　０５０　Ｘ＝６

悔しさばねに練習して成長

　大分明野は別府との決勝で２回に２点を先行したが、クリーンアップの３人が振るわず、追加点を奪えなかった。吉川監督は「総合力で戦わないと勝てない、ということが改めて分かった」と総括した。

　この大会で活躍したのは捕手の堀。完封勝ちした準決勝の宮崎戦は好リードで２人の投手を引っ張り、６回には好送球で二盗を阻止した。

　昨年１２月の春季全国大会予選ではスタメンマスクを外れ、一塁を守った堀。その悔しさをばねにして練習に励んだといい、「（指導者から）教えてもらったことを吸収してリードできた」と胸を張った。　（弓削　大輔）

（2023/4/1紙面掲載）

※新聞紙面（4/1）では選手名フルネ－ム表記、別カット写真および決勝のバッテリ－＆長打の選手名入りの記録、その他チ－ムの記事を掲載（３回戦以前の記録は3/11掲載）　＜バックナンバ－お買い求め方法＞