第２回きさらぎ大会／中学生の部（2023年2月11、18、25日、3月25日、福岡・雁の巣球場ほか）

　福岡県南支部の「第２回きさらぎ大会」（中学）が２～３月に、２２チームが参加して開かれた。決勝は糸島ボーイズが６―５で福岡志免ボーイズを下して優勝した。

▼中学生の部決勝
福岡志免０３２　０００　０＝５
糸　島　２０２　２００　Ｘ＝６

２番手右腕・西村が好投

　準優勝した福岡志免。決勝はわずかに及ばなかったが、強豪の糸島に対して投打ともに見せ場を作り、互角の試合を展開した。

　投手では２番手の右腕・西村が光った。５回から登板して２イニング連続で三者凡退に抑えた。１７８センチの長身から繰り出す直球が持ち味。「少しばらついていたけど、低めに決まって打たせて取ることができた」と振り返った。

新２年生・広塚　２安打＆好走塁

　打撃では新２年生の６番・広塚が活躍した。２安打を放ち、３回には盗塁を決めて得点につなげた。「いつも追い込まれたら三振してしまうけど、今回は粘って打ち返せた」と話した。ほかに２回に適時打を放った仲野、３回に三塁打を放った中川らが結果を残した。

　昨秋は３大会（１年生大会除く）で１勝だけと低調だったが、今大会は４勝し、九州さわやか大会でも２勝を挙げた。チーム力は上昇しており、近藤監督は「決勝はあと一本が出なかったけど、九州選抜大会予選を前にいい経験ができた」と話した。　（弓削　大輔）

（2023/4/1紙面掲載）

※新聞紙面（4/1）では選手名フルネ－ム表記、別カット写真および全試合バッテリ－＆長打の選手名入りの記録、その他チ－ムの記事を掲載　＜バックナンバ－お買い求め方法＞