【ボーイズリーグ】北九州中央ボーイズ 9年ぶりの決勝進出 ホークス杯初出場つかんだ/選手権大会北九州支部予選(中学生の部)

第54回選手権大会【中学生の部】北九州支部予選(2023年6月10、17、18日・桃園球場ほか)

 「第54回選手権大会」(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)中学生の部支部予選が各地で行われている。北九州支部は八幡南ボーイズが優勝して全国切符を獲得した。準優勝は北九州中央ボーイズで、ホークス杯(7月29日~8月1日・福岡ペイペイドームほか)の出場が決まった。

大会を通して長打を量産した北九州中央・久保田

▼準決勝
上津役  100 030 4=8
北九州中央010 210 5X=9
(6回時間切れ、延長7回タイブレーク)

是久切り開き久保田3点打で4点差逆転

 北九州中央は準決勝で、上津役を延長戦の末に破って決勝へ進んだ。

 6回を終えて3―3の同点。制限の2時間を超えていたため、7回からタイブレーク(1死満塁)となった。7回表に4点を先行されたが、その裏に是久と女鹿の連続適時打で2点を返し、その後2死満塁から主将の久保田が右翼線に走者一掃の二塁打を放ち逆転した。長原監督は「是久君は日頃の練習から一生懸命頑張っていた。ムードメーカーの彼が打ってくれたことでベンチが活気づき、流れを変えてくれた」と振り返った。

2回戦の4回、ランニング2ランで生還した北九州中央・大庭(中央)

打線活発 久保田長打量産

 今大会は打線が活発で、1、2回戦で計24点を奪った。2回戦の戸畑戦でランニング2ランを放った大庭は「長打は公式戦で初めて。次につなげようと思って打ったら外野手の頭を越えてくれた」と喜んだ。

 チームの決勝進出は2014年の長崎傅記念大会以来、9年ぶり。この大会で長打を量産した久保田は「これまでやってきたことを出せた」と話した。準優勝で初出場が決まったホークス杯(7月28日~8月1日・福岡ペイペイドームほか)でも旋風を巻き起こす。(弓削 大輔)

(2023/6/23紙面掲載)

※新聞紙面(6/23)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る