【ボーイズリーグ】西松ボーイズ3戦全て僅差で勝利 春夏連続の全国決めた/選手権大会西九州支部予選(中学生の部)

第54回選手権大会【中学生の部】西九州支部予選(2023年6月4、17、18日、長崎・ビッグNスタジアムほか)

 夏のリーグ日本一を決める「第54回選手権大会」(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の出場チームが次々に決まっている。中学生の部・西九州支部予選の決勝は、西松ボーイズが唐津ボーイズに6-4と競り勝ち、3年ぶり4度目の本戦出場を決めた。

春夏連続の全国大会出場を決めた西松=提供写真=

▼決勝
西 松 021 101 1=6
唐 津 021 000 1=4

2番手浦川粘投3回1/3無失点

 西松が接戦に次ぐ接戦を制して、3月の春季全国大会に続き、春夏連続で全国へ名乗りを上げた。

 決勝の唐津戦は6―4で競り勝った。序盤に先行しても直後に追いつかれ、勝ち越してもまた追いつかれるという展開。それでも全員で集中して守り、逆転を許さずに踏みとどまった。そして3―3で迎えた4回、1死三塁から里崎が右越えの三塁打を放ち、再び勝ち越し。6、7回に各1点ずつ加えた。

 2番手で登板した浦川の粘投も光った。3回に2死一塁の場面からマウンドに立ち、失策と四球で満塁にピンチを広げながらも後続を打ち取った。4回以降も走者を出したが、要所を締め、6回までの3回1/3を無失点に抑えた。

2回戦と準決勝は1点差 7回鰐川が決勝打

 チームはこの試合も含め、3戦すべて僅差だった。2回戦の伊万里戦と準決勝の佐賀東松戦は1点差。どちらも最終の7回に鰐川の適時打で決着がついた。佐藤監督は「大変な試合ばかりだったけど、選手たちは、夏も全国に行きたいという思いが強く出ていた」と振り返った。

 初戦で敗退した春季全国大会に比べて、チーム力は向上。投手は左腕の鰐川と川久保結のほかに、右の福田と浦川が成長した。打撃力は1年生ながら6番で出場し、決勝で3安打を放った東が加わり、厚みを増した。全国大会では、2017年の16強を上回る成績を目指す。

(2023/7/1紙面掲載)

※新聞紙面(7/1)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および2回戦~決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(1回戦の記録は6/10掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る