【ボーイズリーグ】薩摩川内ボーイズ 劇的サヨナラV 6度目夏切符/選手権大会鹿児島県支部予選(中学生の部)

第54回選手権大会【中学生の部】鹿児島県支部予選(2023年7月2、9日・伊集院総合運動公園野球場ほか)

 夏のリーグ日本一を決める「第54回選手権大会」(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の「中学生の部」九州ブロック出場チームが出そろった。鹿児島県支部予選の決勝は薩摩川内ボーイズが鹿児島中央ボーイズにサヨナラの3-2で破り、2年ぶり6度目の本戦出場を決めた。

2年ぶりに優勝した薩摩川内=提供写真=

▼決勝
鹿児島中央011 000 0=2
薩摩川内 110 000 1X=3

3番・渡辺サヨナラ打

 薩摩川内がサヨナラ勝ちで2年ぶりの大阪決戦に名乗りを上げた。

 鹿児島中央との決勝は2―2で迎えた7回裏、室屋翔の安打などで1死二、三塁として、3番の渡辺が中前に運んで試合を決めた。スクイズも考えられた場面だが、諏訪免監督は「一生懸命やっていた選手。この大会はいい打撃をしていたし、任せた」と信頼して送り出したという。

 投手陣も力投。先発左腕の堀之内は制球に苦しみながらも、4回2/3を2失点で試合をつくった。5回途中から登板した室屋は、2回1/3を無安打無失点に抑えた。指揮官は「失点が少なく、限られたチャンスをものにすることができた」と振り返った。

個人賞を受賞した選手たち

エラー少なく

 昨年9月以降は思うような成績を残せなかったが、最も大事な大会で最高の結果を出した。諏訪免監督は「今大会の3試合を通して変なエラーもなく、新チーム当初に比べてだいぶ良くなった。主将の砂坂がけがで出場できない中、3年生がチームを引っ張り、1、2年生もついてきてくれた」と声を弾ませた。

(2023/7/21紙面掲載)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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