【ボーイズリーグ】西田川ボーイズ 決勝棄権も4戦計49得点と打力発揮し堂々準V/宮崎大会

第17回宮崎大会(2023年7月22、23、29日、宮崎・アイビースタジアムほか)

 「第17回宮崎大会」が開かれ、小倉ボーイズ(北九州支部)が決勝で不戦勝により初優勝した。準優勝は西田川ボーイズ(福岡県北支部)で、日程の都合で決勝は棄権した。両チームとも準決勝で接戦をものして勝ち上がった。大会には九州各地の中学生の部31チームが出場した。

準決勝の2回、ランニング2ランで生還した松浦(7番)を迎える西田川ナイン

▼中学生の部準決勝
西田川 053 000 0=8
宮崎県南024 001 0=7

準決勝で松浦ランニング2ラン

 準優勝の西田川は、準決勝までの4試合で計49得点と、打線が活発だった。

 3回戦の県央宮崎戦は最終回に逆転した。3―5の7回、1死二、三塁から宮崎の三塁打で追いつき、松原の二塁打で勝ち越し。その後も長打が2本出て、この回だけで5点を奪った。金子監督は「お調子者が多いので打ち出したらみんな打つ」と笑った。

 続く準決勝は宮崎県南に8―7で打ち勝った。2回に点を入れ、さらに2死一塁から松浦がランニング2ランを放ち、主導権を握った。3回は森田の2点三塁打などで3点を加えた。自身初の本塁打となった松浦は「二塁を回ってから本塁まで行けると思った。勝利に貢献できてうれしい」と喜んだ。

 チームは5月のゼット旗争奪福岡大会で3勝し、選手権大会予選でも準優勝と好成績が続いている。主将の宮崎は好調の要因について、「みんながつなぐ意識を持つようになり、多くの点が取れるようになった」と語った。ホークス杯と日程が重なり、決勝は棄権したが、今後に勢いがつく大会となった。 (弓削 大輔)

(2023/8/4紙面掲載)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る