【ボーイズリーグ】新人王の栄冠つかめ! V候補は糸島、飯塚など/エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会16日開幕

第1回エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会(2023年9月16、17、18日・田川市民球場ほか)

「第1回エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会」は16日に開幕する。18日までの3日間、福岡県田川市民球場など筑豊地区周辺で、福岡県北、北九州、福岡県南支部の中学生の部40チームが熱戦を繰り広げる。いずれも1、2年生の新チームで初めての公式戦となる。「新人王」の栄誉をつかむのはどのチームか――。 ※9月16日のスポーツ報知西部版紙面で出場全選手名簿を掲載

糸島は圧倒的な攻撃力で昨年の1年生九州王者となった

1、2年生新チームの初戦

 福岡県内3支部の所属チームは、山鹿選手権大会IN福岡(9月2日閉幕)で3年生が卒部し、今回の大会から、新チームによる戦いが本格的に始まる。どこも手探り状態で臨むが、この時期に好成績を収めると、その年代で全国大会や九州大会に出場するケースが多い。来夏までの1年間を占う意味でも重要な大会となりそうだ。

6月の福岡県北支部ジュニア大会を制した飯塚

攻撃力の糸島、飯塚は走攻守◎

 優勝候補の筆頭は、糸島と飯塚だ。糸島は昨年、現2年生が当時の「九州ブロック1年生大会」を制した。川口ら強打者が多く、予選を含めた全8戦で計84点を挙げた。その攻撃力を武器に初代覇者を狙う。

 飯塚は、8月以前も2年生が主力として活躍していた。中島、加納ら走攻守そろった選手が目立つ。打力に加えて守備力も備わっているチームだ。

試合慣れしている選手がそろう宗像も優勝争いに加わる

経験値高い宗像、福岡門司、福南

 宗像も優勝候補。福岡県北支部で6月に開かれたジュニア大会の決勝で、飯塚と互角の勝負を繰り広げた。前チームは3年生が3人と少なかったため、新チームの1、2年生は試合経験の豊富な選手が多い。その強みを今大会も生かす。福岡門司や福南も同様に前チームの3年生が少数だったので、経験値でアドバンテージがある。

 夏前から2年生が主力として活躍していた福岡志免や福岡、福岡西南のほか、苅田、山口防府も上位をうかがう。強豪の八幡南、京築、筑後、小倉などは1、2年生がどこまで力を発揮出来るか、未知数な部分がある。しかし、例年、秋の大会から上位に入ってくるだけに、侮れない存在だ。9月に福岡県南支部から同北支部に転籍した福岡福津は、心機一転の活躍が期待される。

(2023/9/16紙面掲載)

※9月15日のスポーツ報知西部版紙面では出場全選手名簿を掲載しています <バックナンバ-お買い求め方法


エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会 特設ページ

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