【ボーイズリーグ】飯塚ボーイズ打力発揮しV 14安打12得点で「新人王」の栄冠つかむ/エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会(最終日)

第1回エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会【最終日】(2023年9月23日・飯塚市穂波野球場ほか)

 「第1回エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会」は23日、飯塚市穂波野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝で飯塚ボーイズ(福岡県北支部)が宇部ボーイズ(北九州支部)を12―6で破り優勝した。閉会式でスポーツ報知西部本社から飯塚に優勝旗、大会を特別協賛したエスエスケイから優勝と準優勝のカップが授与された。

優勝を決め、歓喜する中島(右端)、徳重(左端)ら飯塚ナイン

▼中学生の部
決勝 飯塚12-6宇部

4回、徳重2点三塁打など8得点で逆転

 飯塚が14安打12得点と自慢の攻撃力を存分に発揮し、大会にエントリーした福岡県内3支部40チームの頂点に立った。

 2回に5点を奪われ、4点ビハインドで迎えた4回。1死一塁から7番の中村が左越え適時二塁打を放つと、打線が活気づいた。8番・金城、9番・中丸が続いて3連打となり、捕逸などもあって1点差に迫った。

 さらに1死一、二塁と好機を広げ、1年生の2番・徳重が逆転の2点三塁打を放った。徳重は「後ろには(中心打者の)中島さんがいるし、つなぐ意識で打った」と喜んだ。

 その後も勢いは止まらず、中島、松川の3、4番コンビに、6番・宮﨑の適時打でさらに3点を追加し、計8点を挙げた。

決勝で3安打した飯塚・金城

中島4安打、金城3安打

 6回は中島がこの試合4安打目となる二塁打で切り開き、敵失などで2点を加え、なお2死三塁の好機で金城が3打席連続安打となる適時打を放ち、計3点を加えた。

 先発右腕の中村は2回に5点を奪われたものの、3、4回は一人の走者も出さず、4回の攻撃につなげた。「これ以上点を奪われないよう、捕手のミットだけを見て集中して投げた。打撃で取り返せてよかった」と話した。

 主将の中島は「5点を取られて焦りは少しあったけど、みんなでつないで優勝できた。春、夏の全国大会で優勝を目指し、気を引き締めて練習していく」と意欲を高めていた。

(web限定、2023/9/23公開)

※9月24日のスポーツ報知紙面では、優勝した飯塚ボーイズの速報記事を選手名フルネーム表記で掲載します。また9月30日の紙面で上位4チームの記事など詳報を掲載予定です


エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会 特設ページ

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