【ボーイズリーグ】西松ボーイズ 投手陣力投で3年連続春&3季連続全国決めた/春季全国大会西九州支部予選(中学生の部)
- 2023/12/7
- ボーイズリーグ記事
第54回春季全国大会【中学生の部】西九州支部予選(2023年11月19、23、25日、長崎・佐世保野球場ほか)
「第54回春季全国大会」中学生の部の支部予選が各支部で行われている。西九州支部決勝は、西松ボーイズが唐津ボーイズを3-0と完封し、で破り、3年連続7度目の春切符をつかんだ。本戦は来年3月26~31日に東京都などで開催される。
▼中学生の部
決勝 西松3-0唐津
先発佐方4回3安打無失点
西松は、唐津との決勝で完封リレーが決まり、今春、今夏に続いて3季連続で全国大会へ名乗りを上げた。
先発右腕の佐方が4回3安打と好投。無四球と制球が安定し、変化球を織り交ぜて凡打の山を築いた。5~7回は、同じ右投手の池田が1安打に抑えた。
打線は3回に東の二塁打などで好機を作ると、相手投手の暴投と岡崎の適時打で2点を先取。6回に佐方の適時二塁打で1点を加えた。
軟式から転向の池田がエース格に成長
新チームは、10月までの公式戦3大会で1勝どまりと、今一つ波に乗れなかった。だが、軟式からの転向で9月に入部したばかりの池田が着実に力をつけ、エース格に成長。佐方、戎も含めて投手陣は厚みを増した。佐藤監督は「起用の幅が広がり、全然違うチームになった」とうなずく。
池田は、2回戦の武雄戦で6回2/3を2安打1失点と好投し、チームに勝利をもたらした。池田は「相手の上位やクリーンアップの打者に、直球で押して勝てた」と胸を張った。
1年生強打者・東 2戦連続柵越え
打撃では、1年生の東が西九州支部予選の全4戦で長打5本をマーク。身長168センチ、体重65キロで、大柄とまでは言えないが、「パワーが持ち味」と自ら話すようにパンチ力が売りの3番打者だ。チーム練習がない日でも、長所を伸ばそうと、個人練習に励む。決勝では先制点につながる二塁打、2回戦と準決勝では2戦続けて柵越えアーチを放った。
春季全国大会で、西松は2013年と22年に4強入りした。チーム一丸となり、再び旋風を巻き起こす。
(2023/11/29紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>