【ボーイズリーグ】うるま東ボーイズ4年ぶり4度目V 投打かみ合いコールド勝ち/沖縄大会最終日

第20回沖縄大会【最終日】(2023年12月24日・具志川球場)

 「第20回沖縄大会」は24日に決勝が行われ、うるま東ボーイズ(沖縄県支部)が浦添ボーイズ(同)を7―0(5回コールド)で破り、4年ぶり4度目の優勝を飾った。

決勝の5回、7点目となる適時打を放ち喜ぶうるま東・上原

池根 4回1安打無失点

 投打がガチッとかみ合ったうるま東が現チームでは初、沖縄大会では4年ぶりの栄冠を手にした。

 先発右腕の池根が4回を1安打無失点で試合を作った。初回は先頭に四球を与えたものの、後続を打ち取り、以後は二塁を踏ませない快投だった。公式戦の先発は3度目で、「直球がコースに決まっていて、今までで一番いい投球だった」と誇らしげに語った。

決勝の4回無失点のうるま東・池根

4回 上原2点打などで5点先制

 打線は3回まで無得点だったが、4回に先頭・森根の右中間三塁打を足がかりに、四死球で塁を埋め、代打の仲眞の押し出し四球で先取点を挙げた。次打者の内野ゴロの間に1点を加え、なお1死二、三塁から打順1番の上原が二遊間を破る2点適時打を放った。さらに続く2番で主将の澤岻銀が「準決勝までは打席でごちゃごちゃ考えすぎていたので、思い切り振ることだけしか頭になかった」と右越え三塁打を放ち、この回計5点を入れて主導権を握った。

金メダルを掛け、胸を張るうるま東ナイン

7点目も上原が決めた

 続く5回は途中出場の要が適時打を放ち、なお2死一、二塁の好機で、上原が左中間への一打を放ち、コールド勝ちが決まった。この試合で3安打など打撃好調だった上原は「いつもタイミングをうまく合わせられなかったが、この大会では良かった」と話した。

 大野監督は「池根はこれまであまり出番がなかったが、ストライクが入る投手。いいリズムを作ってくれた」と先発右腕をたたえていた。 (弓削 大輔)

(web限定 2023/12/24公開)

※当記事、写真の掲載はweb限定。沖縄大会の模様は12/30(土)のスポーツ報知西部版で、その他チームの記事や全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録入りで掲載を予定。九州・山口のコンビニ等でお買い求めいただけます ★沖縄県の方は郵送で新聞をお取り寄せいただけます→<バックナンバ-お買い求め方法

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