【ボーイズリーグ】糸島ボーイズ 逆転サヨナラで3度目西日本頂点/第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet決勝戦

第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet 最終日(2024年3月17日)

 「第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet」は17日、福岡県春日市の県営春日公園野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝で、糸島ボーイズ(福岡県南支部)が八幡南ボーイズ(北九州支部)に2―1のサヨナラ勝ちを収め、7年ぶり3度目の優勝を飾った。

決勝の7回、サヨナラ適時二塁打を放った鳥谷(右から3人目)を迎える糸島ナイン

▼決勝
糸島2-1八幡南

1年生・山下 起死回生の同点弾 最後は鳥谷決めた

 糸島が逆転サヨナラで西日本の頂点に立った。

 0―1で迎えた決勝の7回。1死走者なしの場面で、1年生で打順6番の山下が起死回生の一発を放った。初球を振り抜くと、打球は左翼フェンスを越えた。山下はガッツポーズしながらダイヤモンドを一周。「柵越えは公式戦で初めて。打った瞬間に行ったと思った。めちゃくちゃうれしかった」と笑った。

 その後、2死二塁の好機を作り、打順9番の鳥谷が打席へ。「自分が打って試合を決めたいと思った。長打を狙っていて、打った手応えも良かった」という一振りは、サヨナラの中越え二塁打。ナインは一斉にベンチから飛び出し、笑顔で鳥谷を迎えに行った。

 北村監督は「山下には代打も考えたが、長打力があるのでそのまま起用した。鳥谷は投手なので打つ方にはあまり期待していなかったけど、みんなの勝ちたいという気持ちに乗せられたのかな」と、劇的勝利を演出した2人をたたえた。

▼準決勝
八幡南3-1広島廿日市
糸島12-5大分明野

(2024/3/18紙面掲載 ※休刊日特別発行版)

西日本選抜優勝大会特設ページ

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