【ボーイズリーグ】那覇ボーイズ準V 3戦連続1点差試合制して春秋通じて初の決勝進出/ミズノ旗争奪九州選抜大会(中学生の部)
- 2024/5/13
- ボーイズリーグ記事
第20回ミズノ旗争奪九州選抜大会【中学生の部】(2024年4月27、28日、福岡・本城球場ほか)
「第20回ミズノ旗争奪九州選抜大会」(中学生の部)は、九州ブロック全9支部の代表16チームが出場して開かれた。決勝は、飯塚ボーイズ(福岡県北支部)が那覇ボーイズ(沖縄県支部)に14―7(6回コールド)と打ち勝ち、8年ぶり3度目の優勝を飾った。
準々決勝 追いつかれてもしぶとく
準優勝の那覇は、1回戦から準決勝まで3試合続けて1点差ゲームをものする勝負強さを発揮。秋も含めて九州大会では、初めて決勝へ進出した。
初戦で山口防府を2―1で破ると、準々決勝は湯布院に7―6で勝利。6回裏、追いつかれてなお続く2死二塁のピンチで、仲田がマウンドへ。仲田は後続を断つと、直後の7回表に自ら決勝打を放ち、「バットの先だったけど、外角の変化球にタイミングを合わせることができた。投球は直球で押せた」と喜んだ。
決勝も打撃好調 喜屋武3点打で一時逆転&平田2ラン
準決勝の県央宮崎戦では、島袋らの活躍で初回に3点を先制。主導権をつかみ、追い上げをかわして4―3で競り勝った。決勝でも打線は好調だった。2回に喜屋武の3点三塁打で一時逆転し、5回には主砲・平田の2ランも飛び出した。
宮里監督は「狙い球を絞ることを徹底できた。秋よりも成長し、自信を持って戦っていた」とたたえた。主将の安座間は「飯塚とは体力の差を感じた。もっと走り込んで体作りをしたい」と、チーム力アップへ意欲をのぞかせた。 (弓削 大輔)
(2024/5/4紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>