【ボーイズリーグ】大分明野ボーイズ チーム一丸でミスの連鎖防ぎ2年ぶり大阪決戦へ/選手権大会大分県支部予選(中学生の部)
- 2024/6/28
- ボーイズリーグ記事
第55回選手権大会【中学生の部】大分県支部予選(2024年6月2、8、9日・ダイハツ九州スタジアムほか)
夏のリーグ日本一を決める「第55回選手権大会」(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の中学生の部支部予選が各地で開かれ、出場チームが次々に決まっている。大分県支部予選は、決勝で大分明野ボーイズが湯布院ボーイズを5―1で破り、2年ぶり5度目の出場権を手にした。本大会は8月2~7日に大阪シティ信用金庫スタジアムなど大阪市周辺で開かれる。
▼中学生の部
決勝 大分明野5-1湯布院
5番・二宮2点打で勝ち越し 2年生リレーで1失点
大分明野が一丸となって全国大会出場を決めた。
湯布院との決勝。1―1に追いつかれた直後の5回。2死二、三塁の好機をつくると、5番・二宮が右前適時打を放ち、2点を勝ち越した。吉川監督は「不器用だけどコツコツ練習する選手。野球の神様は見てくれているんだと思った」と、殊勲打の二宮をたたえた。守っては、先発の曽根田、葛城の2年生コンビが、相手打線を1点に抑える好投を見せ、反撃を許さなかった。
苦い経験を生かした。昨年12月の春季全国大会予選の決勝。初回に4点を先制しながら、ミスの連鎖で6―9と大分七瀬に逆転負け。全国大会出場を逃した。吉川監督は言う。「ミスは必ず起きる。全員でカバーできるようになろうと言ってきた」。今大会も、ミスは起きた。ただ連鎖は起きず、取り組んで来たことが結果となって表れた。
常々、「自分たちは挑戦者」と話す指揮官。全国大会に向け、「打撃のレベルアップを図りたい。総合力で戦わないといけない」と強調した。
(2024/6/22紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載(1回戦の記録は6/7に掲載) <バックナンバ-お買い求め方法>