【ボーイズリーグ】飯塚ボーイズ連覇達成 2回に「打者二巡」で計24得点圧勝/福岡県北支部ジュニア大会
- 2024/8/17
- ボーイズリーグ記事
第11回福岡県北支部ジュニア大会(2024年6月16日、7月20日・田川市民球場ほか)
福岡県南支部と福岡県北支部でそれぞれ、中学1、2年生で編成されたチームによる「ジュニア大会」が開かれた。福岡県南支部は、決勝で福岡西南ボーイズが二日市ボーイズを5―2で破り、初優勝を飾った。福岡県北支部は、決勝で飯塚ボーイズが鷹羽ボーイズを24―9(4回コールド)と圧倒して2年連続4度目の優勝を果たした。
▼中学生の部
決勝 飯塚24-9鷹羽
(4回コールド)
小山の安打きっかけに13人連続得点
次々とスコアボードに得点が刻まれていく。飯塚の攻撃が止まらない。鷹羽との決勝。1点リードの2回だった。6番小山が中前打で出塁すると、ここから安打、四球などに相手のミスも絡み13人連続得点。この回、“打者二巡”の猛攻で16点を挙げた。
試合を決定づける大量点に「ミスにつけこめた」と春山監督はうなずいた。常に次の塁を狙う走塁と、しっかりと球を見極めて四球で後ろにつなぐ意識。ここぞの場面でみせた集中力が光った。
3戦全てコールド勝ち 新チームも優勝争いの中心に
大量リードにも、気持ちを切らすことなく、3回に4点、4回に3点をさらに追加。圧倒的な攻撃力で大会連覇を成し遂げた。主将の徳重は「1番・遊撃」で出場し、3打数2安打。四球も2つ選ぶなど、リードオフマンとしての役割を果たした。「先頭打者として出塁するのが大事。何が何でも塁に出ようと思っていた」。率先して声も出し、チームをけん引した。
今大会は計44得点。3試合すべて2桁得点でコールド勝ちだった。ジュニア大会とはいえ、圧勝の連続で、上々の滑り出しをみせた飯塚。秋以降のチームが楽しみだ。
(2024/8/3紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>