【ボーイズリーグ】飯塚ボーイズ 投打で圧倒し3連覇 準決勝で接戦制して勢い乗った/福岡県北支部秋季大会(九州大会予選)

第40回福岡県北支部秋季大会/九州大会予選・中学(2024年9月7、14、15日・筑穂野球場ほか)

 秋の九州王者を決める「第40回九州大会」(中学生の部)の支部予選が各地で行われ、出場チームが決まっている。福岡県北支部は出場2枠で、飯塚ボーイズと西田川ボーイズが出場権を獲得。決勝では飯塚が12-1(5回コールド)で西田川に大勝した。本戦は11月2、3日に長崎県諫早市の諫早第1野球場とその周辺で開かれる。

飯塚ボーイズ
準決勝で延長戦を制した飯塚。勢いを味方に決勝で圧勝した

▼中学生の部
決勝 飯塚12-1西田川
(5回コールド)

公式戦初先発の大庭が4回途中まで無失点

 飯塚は決勝で12―1(5回コールド)と、西田川を投打で圧倒し、秋季大会3連覇を遂げた。

 先発右腕の大庭が公式戦初登板ながら、4回途中まで無失点と、安定した投球を披露。大庭は「緊張したけど、守りを信じて打たせて取ることを考えた」と振り返った。打線は4回までに7点を奪い、5回に梅林の2点適時打などで5点を加えて試合を決めた。

飯塚ボーイズ大庭
決勝で先発した飯塚・大庭

準決勝7回2死から追いつき、延長10回制す

 チームの底力を感じさせたのは準決勝の京築戦。7回2死で1―3と、窮地に追い込まれたが、それからしぶとくつないで好機を作り、金城の2点適時打で同点とした。そして延長10回のタイブレーク(1死満塁から開始)で勝利をもぎ取った。金城は同点打の前は3打席無安打に終わっていた。それだけに、「4番打者として何もできていなかったので、打つしかないと思った」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

飯塚ボーイズ清嶋
決勝の3回、適時打を放ち喜ぶ飯塚・清嶋

 春山監督は「準決勝で終盤に追いついて勝てたのが大きかった」とたたえ、新チームでも打線のつながりを重視する考えを示した。主将の戸倉も「全員野球で先輩たちを上回る成績を残したい」と意気込んだ。

(2024/9/27紙面掲載)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る