【ボーイズリーグ】大隅鹿屋ボーイズ ボーイズ転籍デビュー戦で初V達成/九州大会鹿児島県支部予選

第40回九州大会(中学)鹿児島県支部予選(2024年10月6、13日・枕崎球場ほか)

 「第40回九州大会」(中学生の部)の支部予選が各地で行われた。代表1枠の鹿児島県支部は、決勝で大隅鹿屋ボーイズが薩摩南海ボーイズを11-2で破り初優勝した。

大隅鹿屋ボーイズ
ボーイズで初優勝を飾った大隅鹿屋=提供写真=

▼中学生の部
決勝 大隅鹿屋11-2薩摩南海
(5回コールド)

今秋に新天地へ 決勝はコールド圧勝

 この秋にボーイズへ転籍したばかりの大隅鹿屋が、新天地で最初となった公式大会で、いきなり優勝を果たした。

 薩摩南海との決勝は、打線が爆発し、11―2(5回コールド)と圧勝。1―2で迎えた3回に馬場の三塁打などで好機を広げ、続く吉満の2点適時打で逆転した。その後も勢いは止まらず、この回だけで計6点を奪った。5回にも、池田の3点三塁打などで4点を加え、攻撃の手を緩めなかった。

大隅鹿屋ボーイズ薩摩南海ボーイズ
優勝旗と賞状を手にする大隅鹿屋と薩摩南海の選手=提供写真=

打撃練習が9割 全力疾走にこだわり

 清水監督が「週末は練習の9割が打撃」と話すように、打力を重視するチーム。初戦の鹿児島大隅戦でも、3回に主将の大町龍矢の二塁打をきっかけに一挙7点の猛攻を見せた。選手たちは、シート打撃などで磨いてきた打力を存分に発揮した。

 創部から10年間所属した前団体では、全国大会にも2度出場したが、更なる活躍の場を求めて、加盟チーム数の多いボーイズへ。転籍から初めてとなった今大会は、戦いぶりが注目されるため、攻守交代時のダッシュや凡打でも一塁へ全力疾走することをこれまで以上に徹底した。優勝という最高の結果も伴い、指揮官は「プレーだけでなく、礼節の面でも良かった」とナインをたたえた。

 強敵がそろう九州大会は、力を試すのには絶好の舞台。次のステージも全力で挑む。

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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