【ボーイズリーグ】大分明野ボーイズが2年連続準優勝 3投手安定し攻撃力アップの成果も出た/九州大会(中学生の部)

第40回九州大会【中学生の部】(2024年11月2、3日、長崎・諫早第1野球場ほか)

 「第40回九州大会」の中学生の部は、九州ブロック全9支部の予選を勝ち上がった16チームが出場して開かれた。決勝で八幡南ボーイズ(北九州支部)が大分明野ボーイズ(大分県支部)を9―1で破り、初優勝を飾った。

大分明野ボーイズの写真
準々決勝を勝利し、笑顔を見せる大分明野ナイン

左腕の曽根田&葛城、右腕の早川が好投

 大分明野は、決勝こそ敗れたが、2年連続で準優勝という好成績を残した。準決勝までの3試合では、計18得点4失点と、投打がかみ合って勝ち上がった。

 投手陣は、いずれも左腕の曽根田と葛城、右腕の早川の3人が安定した投球を見せ、今後に期待を抱かせた。中でも背番号1をつける曽根田は、1回戦と準決勝の2試合で計7イニングを1失点という内容だった。

大分明野ボーイズ葛城投球写真
決勝でも好投した大分明野・葛城

支部予選決勝で敗れ練習態度に変化

 打撃面について、吉川監督は「攻撃力を上げる練習に取り組み、その成果が出た」と総括した。上田統吾や高貝蓮ら中軸をはじめ、各打者が快音を響かせた。主将の上野は「支部予選の決勝で負けてからみんなの練習態度が変わった。素振りやロングティーなど1日500スイング以上してミート力がついた」とレベルアップを実感する。

 ただ、攻撃力が強化された一方で、バッテリー、野手ともにエラーが目立った。指揮官は「守備の精度を上げたい」と次なるテーマを口にした。春季全国大会予選を突破するために、攻守のバランスを整える。 (弓削 大輔)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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