【ボーイズリーグ】西松ボーイズが支部予選4連覇達成 けが人戻り戦力万全で1点差試合制した/春季全国大会西九州支部予選(中学生の部)
- 2024/12/24
- ボーイズリーグ記事
第55回春季全国大会【中学生の部】西九州支部予選(2024年11月24、30日、12月1日・SHOWAハンバーガースタジアム唐津ほか)
「第55回春季全国大会」中学生の部の支部予選が各支部で行われている。西九州支部予選の決勝は、西松ボーイズが唐津ボーイズに4-3と競り勝ち、4年連続8度目の春切符をつかんだ。本戦は来年3月に東京都などで開催される。
▼中学生の部
決勝 西松ボーイズ4-3唐津ボーイズ
けがから復活の平松が全力投球
西松は決勝で唐津に4―3と競り勝ち、4連覇を達成した。けがをしていた主力投手が復調し、今大会は投打のバランスが整った万全の状態で臨んだ。浦川監督代行は「全員そろって戦えた」とうなずいた。
決勝で先発した平松は、3回に失策絡みで3点を奪われたものの、6回途中まで踏ん張り、試合を作った。直球に威力があり、6個の三振を奪った。春先からけがに苦しんだが、今大会で本格的にマウンドに復帰。「全力で投げられた」と納得の表情を浮かべた。
公式戦初登板・下野が強心臓ぶり発揮
救援した2番手の下野は1回2/3を無失点で締めた。公式戦初登板となった準決勝では、2点リードの4回2死満塁のピンチでも、「緊張しなかった」という強心臓ぶりで遊ゴロに打ち取り、チームの危機を救った。決勝でも思い切りよく投げ込み、直球と変化球を織り交ぜて次々に仕留め、1点差を守り切った。
打線は、逆転された直後の4回に木場の適時打で追いつくと、続く5回に有山の適時二塁打で勝ち越した。
2022年4強も直近2大会は初戦敗退 「必ず1勝を」
西松は、2022年の春季全国大会でベスト4まで勝ち上がった。しかし、直近の2大会は、いずれも初戦で敗れている。来春は巻き返しが期待されるだけに、浦川監督代行は「必ず1勝」と気合が入る。主将を務める平松も「一人ひとりが目標を持って練習に取り組む」と、さらなるレベルアップを誓った。
(2024/12/13紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>