【ボーイズリーグ】八幡西 3年連続春 追いつかれても集中力切らさず/春季全国大会小学九州予選
- 2022/3/11
- ボーイズリーグ記事
第52回春季全国大会<小学生の部>九州ブロック予選(2022年2月26日・福岡県宮若市光陵グリーンパーク多目的グラウンド)
小学生の部、九州ブロック予選は4支部の代表4チームにより行われた。決勝は八幡西ボーイズ(北九州)が諫早ボーイズ(西九州)に6-4と打ち勝ち、3年連続8回目の出場を決めた。
▼決勝
諫 早(西九州)004 000=4
八幡西(北九州)310 20X=6
4回勝ち越し 森永、小川連続適時打
昨年の王者・八幡西が諫早に打ち勝った。先制攻撃は見事だった。初回、エース・森永が諫早打線を1安打に抑えるとその裏、打線が奮起した。四球で出た走者を5番・黒木主将、6番・大庭の連打などで3点を奪った。2回にも1点を加え、4-0と試合の主導権を握った。
ところが3回、諫早の反撃に遭い、4-4の同点に追いつかれたことでナインの集中力が増した。
4回、2番手で登板した黒木が、相手の攻撃をわずか4球で抑え試合の流れを引き寄せると、自慢の打線が期待に応えた。1番・堀内が安打と盗塁などで無死三塁と好機を作り1死後、3番・森永が左翼へ決勝適時二塁打を放ち5-4、4番・小川も左へ連続適時二塁打で続き6-4と試合を決めた。
3投手継投 捕手小川も好ガッツ
投げては、森永-黒木-堀内の3投手の継投で4回以降、許した走者は1人だけ。6回には小川捕手が一塁側の飛球を突っ込んで好捕。優勝への意欲を見せ士気を高めた。
決勝打の森永は「インコースの低めをうまく打てた」と話し、攻守に活躍した小川、3番手で試合を締めた堀内もうれしそう。投打で主将らしさをみせた黒木は「一人一人が絶対に勝つ気持ちで頑張れた。全国では、ぜひ1勝を」と意気込んだ。
昨秋、就任したばかりの梅木監督は、ほっとした表情で「同点に追いつかれてチームが引き締まった。3投手がうまくつなぎ、よく打った。全国大会では、まず1勝を目指したい」と昨年、初戦負けの雪辱を誓った。 (松永 康弘)
(2022/3/5紙面掲載)
※新聞紙面(3/5)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>