【ボーイズリーグ】福岡 コールド圧倒2年連続予選V 控え選手も活躍/九州選抜福岡南予選

第18回九州選抜大会【中学生の部】福岡県南支部予選(2022年4月2、9、10日・西畑運動公園野球場ほか)

 ミズノ旗争奪第18回九州選抜大会予選(中学生の部)が各支部で行われた。福岡県南支部予選決勝は福岡ボーイズが九州古賀ボーイズを11-0の4回コールドで破り、2年連続の予選優勝。本戦出場は2年連続7度目。準優勝の九州古賀は3年ぶり3度目。

2年連続で予選優勝を飾った福岡ナイン

▼決勝
福 岡 421 4=11
九州古賀000 0=0
(4回コールド)

初回連打 2回上野激走

 福岡は決勝で九州古賀を11-0の4回コールドで退け、2年連続7度目の本戦出場を決めた。

 初回に山田主将、木庭の連打から山本の犠飛などで4点を先取。2回は2死満塁から川崎の適時打で、二塁走者の上野が激走して2点を加えた。

 控え選手も活躍した。3回は代打・漆谷の適時打で1点を追加。その裏に登板した原口は三者凡退に抑え、4回には自ら2点適時打を放った。

準決勝の5回、同点2ランを放った福岡・山田

山田 準決勝で同点2ラン

 須恵との準決勝では山田が躍動した。2点を追う5回1死二塁で、「ストライクゾーンに来たらしっかり振ろうと思った」という打球が左中間フェンスを越え同点。投げても2回2/3を無失点、5奪三振とチームに貢献した。

 大会を通して投手陣は4試合のうち、3試合を零封した。矢野文夫監督は「3年生の投手がしっかり投げられるようになったのが収穫」と振り返った。

 また遊撃手の山田が登板した際には、二塁手の山本が遊撃を守り、代わりに二塁を守った修行や小金丸ら控え選手の出番も増えた。山田、上野ら主力頼みだったが、チーム全体の底上げも図られた。

(2022/4/21紙面掲載)

※新聞紙面(4/21)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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