【ボーイズリーグ】薩摩南洲 全試合2桁得点で決めた3年ぶり全国/九州選抜大会兼選手権大会予選(小学生の部)

ミズノ旗争奪第18回九州選抜大会【小学生の部】兼選手権大会九州ブロック予選(2022年6月18、19日、鹿児島・指宿市営野球場ほか)

 「ミズノ旗争奪第18回九州選抜大会」の小学生の部は北九州、西九州、鹿児島県の3支部から6チームが出場して行われた。決勝は薩摩南洲ボーイズ(鹿児島)が上津役ボーイズ(北九州)を10-2の5回コールドで破り、7年ぶり3度目の優勝を飾った。今大会は夏の全国「選手権大会」の九州ブロック予選を兼ねており、薩摩南洲は3年ぶり5度目の出場を決めた。

優勝を飾りあいさつをする薩摩南洲ナイン

▼決勝
薩摩南洲(鹿児島)003 52=10
上津役(北九州) 200 00=2
(5回コールド)

練習の7割が打撃

 薩摩南洲が圧倒的な攻撃力で、全国大会出場を決めた。3試合すべてで2けた得点。いずれもコールドゲームで勝利し、重村監督は「大会を通じて成長が見られた」と、ナインをたたえた。

 決勝は初回に2点を先制され、追いかける展開になったが、焦りは全くなかった。練習時間の7割を打撃練習に割く。「思い切り打って、楽しむ」という監督の方針の下、4番で3安打を放った阪元をはじめ、各自で懸命にバットを振り込んできた効果が表れた。

投打にわたる活躍を見せた薩摩南洲・阪元

切れ目のない打線

 5点を奪った4回のビッグイニングが7番からの攻撃だったように、上位から下位まで切れ目なく、どこからでも得点できるのが一番の強み。全員で元気よく声を出し、勝負所と見るや、一気にたたみかける攻撃は見事だった。

 「全国で1勝するのは難しい。それでもこの子らが伸び伸びとプレーできたら」と重村監督と期待を寄せた。帖佐虎主将は「皆さんに支えていただいて勝つことができた。全国でも優勝目指して頑張りたい」と、意気込んだ。

(2022/6/25紙面掲載)

※新聞紙面(6/25)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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