【ボーイズリーグ】大分明野 4季連続全国!九州王者が強さ見せつけた/選手権大会大分県支部予選
- 2022/7/14
- ボーイズリーグ記事
第53回選手権大会【中学生の部】大分県支部予選(2022年6月18、19、26日・平成令和の森スポーツ公園野球場ほか)
2年連続4度目
夏の日本一を決める「第53回選手権大会」(8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の「中学生の部」大分県支部予選の決勝は大分明野ボーイズが大分七瀬ボーイズを12-1の5回コールドで破り、2年連続4度目の本戦出場を決めた。
▼決勝
大分明野320 25=12
大分七瀬010 00=1
(5回コールド)
高橋輝3安打5打点
春の九州王者が強さを見せつけた。大分明野は決勝で大分七瀬を12-1の5回コールドで圧倒し、2021年春から4季連続の全国大会出場を決めた。
4番の高橋輝が3安打5打点と固め打ち。初回に先制の2点適時打、4回に2点二塁打、さらに5回にも適時二塁打を放って試合を決定づけた。優勝した4月の九州選抜大会以降、勝負強い打撃を続ける主砲を吉川監督は「どんな場面でも冷静な判断、分析ができるようになった」とたたえた。
投手層の厚さ光る
投手層の厚さも光った。先発右腕の伊東は4回途中まで1失点とゲームを作り、2番手の荻山は1回2/3を無安打無失点。左腕の四井がけがで試合に出られず、エース右腕の山脇は準決勝で制限の80球を投げ切っていたため決勝で登板できなかったが、それでも最少失点に抑えた。
「特別な大会なんてない」
4月以降は負け知らずでここは負けられない試合だった。しかし、吉川監督は余計なプレッシャーを与えないように「特別な大会なんてない。どんな大会であれ同じ気持ち、同じ準備をして臨む」と諭し、普段通りの野球を貫いた。
3月の春季全国大会は3回戦で敗れた。エラーの連鎖が敗因で、ミスした後の立て直しに課題を残した。「チーム全員で立て直す力をより強化していく」と指揮官。九州王者はさらなるレベルアップを図り、全国でも頂点を目指す。
(2022/7/9紙面掲載)
※新聞紙面(7/9)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>