【ボーイズリーグ】筑後 チーム一丸打ち勝ち初V 秋に弾み/福岡県南支部ジュニア大会
- 2022/8/16
- ボーイズリーグ記事
第12回福岡県南支部ジュニア大会(2022年7月16-18日・桧原運動公園野球場ほか)
福岡県南支部では中学1、2年生で編成されたチームが出場する「ジュニア大会」が行われ、決勝で筑後ボーイズが糸島ボーイズを8-4で破り初優勝を飾った。
▼決勝
糸 島 022 000 0=4
筑 後 124 001 X=8
3回先頭から1死も取られず4得点
筑後は決勝で糸島を8-4で破った。9月からのチームを担う1、2年生が躍動し、新体制に向けて弾みをつけた。
9安打を放った打力のチームが集中打を見せたのは3回だった。
梶山が三塁打で切り開くと、田中の適時打で同点に追いつき、植木の打球が敵失を誘って逆転。さらに近藤が安打と二盗で二、三塁に好機を広げた場面で、「外角高めの直球をうまく打てた」という8番の下川が中前に運んで2点を追加。先頭から1死も取られることなく計4点を入れた。
エース候補温存し4戦8失点
栗原監督は「よく打った」と打撃陣を評価。投手陣については「大会を通じて梶山を使わず、いろんな投手に投げさせることができて良かった」と振り返った。
今春の全国大会に出場して「投手の人数が必要」と感じた指揮官は、エース候補の梶山を温存させた。全4試合で6投手が登板し、いずれも好投して計8失点に抑えた。
「みんなで盛り上げてチーム一丸となっていた」と龍頭主将。2年生29人、1年生16人の大所帯を引っ張る主将は「全国制覇を目指して皆でレベルアップしていきたい」と意気込んだ。 (弓削 大輔)
(2022/8/5紙面掲載)
※新聞紙面(8/5)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>