武雄競輪Ｇ３「開設73周年記念　大楠賞争奪戦 」／2023年4月22-25日＜9車立て12Ｒ制＞

　武雄競輪のＧ３「開設７３周年記念　大楠賞争奪戦」は２２日に開幕し、２５日まで熱戦を繰り広げる。脇本雄太、松浦悠士、平原康多らＳ級Ｓ班が５人出場。脇本は当地記念初制覇を目指す。松浦は７０、７１周年以来３度目のＶを狙い、平原は連覇に挑む。佐藤慎太郎、新山響平の北日本コンビも強力ラインを形成する。全３回の展望（上）は、シリーズを引っ張るＳＳ戦士たちにスポットを当てる。

脇本雄太 日本選手権に向け機動力発揮だ

　今年は、全国からそうそうたる顔ぶれがそろった。昨年のグランプリ覇者・脇本を筆頭に、賞金ランキング（４月１８日現在）２位の松浦、レース巧者の平原ら、期待感あふれるメンバー構成だ。

　脇本は現在、賞金ランキング４位。今月初めの高知記念では決勝進出を逃しただけに、５月２日からの平塚日本選手権へ弾みをつけておきたい。年頭の和歌山、豊橋に次ぐ今年３度目の記念制覇へ、パワフルな機動力をフルに発揮する。

松浦悠士 バンク相性抜群

　対抗格に推すのは７０、７１周年を連覇した松浦。記念優勝こそないが、今年は別府ウィナーズカップでＧ２優勝してリズムを取り戻した。賞金ランキング２位につけている。当地は相性がいいだけに、そつのないレースで３度目の優勝を狙う。

　昨年の覇者・平原もＶ候補の一角。レースのうまさを発揮できれば、連覇の可能性は大いに広がる。佐藤は混戦になると怖く、先行力ある新山は一撃の魅力あり。

（2023/4/19紙面掲載）

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　開催中は、スポーツ報知西部本社 競輪担当Twitter @shochi_KEIRIN で「Ｇ３たけお競輪・大楠賞争奪戦」のクオカードや武雄市特産品レモングラスが当たる懸賞を実施予定です（Twitter限定企画）。

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