【競輪】清水裕友&郡司浩平 S級S班が意地見せる 注目選手紹介②/久留米G3中野カップ25日開幕
- 2022/6/24
- 競輪記事
久留米競輪G3「開設73周年記念・第28回中野カップレース」 6月25-28日<9車立て12R制>
久留米競輪のG3「開設73周年記念・第28回中野カップレース」はあす25日、熱戦の火ぶたが切られる。シリーズの中心となるのは輪界最高峰に立つS級S班の選手で、今回は清水裕友、郡司浩平が参戦。バンク相性良好の清水、パワーでは誰にも引けを取らない郡司が戦線を引っ張る。
清水裕友 パワー駆けで戦線リード 獲得賞金アップへ
賞金ランキングは現在6位。5年連続のグランプリ出場圏内をキープするが、少しでも早く出場を確定させたいところ。今年の折り返しとなるシリーズで結果を残し、後半戦につなげるか。
昨年大会では二次予選の敗退で途中欠場となったが、2年前の71周年記念では松浦悠士の番手を回って優勝。トップレーサーにしては強気なコメントが出ない方だが、常にチャレンジャーとして戦う自力型だ。
今年は3月のウィナーズカップでG2優勝し、先月のG1日本選手権では優出。前回のG1高松宮記念杯では⑦651と振るわなかったが、久留米バンクの相性が悪い訳ではない。修正して2度目の大会制覇を狙う。
郡司浩平 今年の記念は全て優出 東日本勢引っ張る
今年のG1は全日本選抜、日本選手権で勝ち上がりに失敗したが、前回の高松宮記念杯で優出。決勝は小松崎大地との踏み合いから9着大敗となっても、準決までの3走は力強さが目立っていた。
今年の記念競輪は7大会に参加し全優出。1月和歌山、4月川崎で優勝2回と安定感は抜群だ。特に川崎記念の決勝では厳しい形のバック8番手となったが、そこから怒とうの巻き返し。近畿二段駆け、中団から仕掛けた松浦悠士のさらに外を踏んで強烈に伸びた。
今回はラインの先頭で戦うことが基本となりそうなメンバー構成。南関だけでなく、東日本地区の中心として今年3度目のG3優勝を狙う。
(2022/6/24紙面掲載)