【小学軟式野球】福岡三苫ヤンキース コールド快勝で初戦突破/宮崎サマーベースボールトーナメント2023

みやざきフェニックス・リーグ杯 第19回サマーベースボールトーナメント【初日】(2023年7月29日・宮崎市生目の杜運動公園アイビースタジアムほか)

 小学生の軟式野球大会「みやざきフェニックス・リーグ杯第19回サマーベースボールトーナメント」は29日に開幕した。宮崎市の生目の杜運動公園アイビースタジアムなどで1、2回戦が行われ、福岡三苫ヤンキース(福岡)などが16強入りした。30日は同球場などで3回戦と準々決勝が行われる。

2回戦の5回、満塁本塁打を放ち仲間とハイタッチする福岡三苫・原田(中央)

▼2回戦
福岡三苫ヤンキース030 14=8
木脇ドリームズ  010 00=0
(5回コールド)

原田 涙の満塁本塁打

 福岡三苫ヤンキースは、初戦となった2回戦で木脇ドリームズを8―1(5回コールド)で圧倒した。

 2回に吉川のランニング本塁打などで3点を先行し、3―1の4回に松田のスクイズで1点を加えた。

 そして5回、栗山の二塁打などで2死満塁として、8番の原田が「好きな球を狙っていた」と内角をとらえ、右翼線に運んだ。原田は二塁を回ったところで三塁を蹴ると決め、そのまま一気にホームイン。公式戦で自身初の本塁打は、コールド勝ちを決めるグランドスラムとなった。

 原田は打撃不振で苦しんでいたが、チーム練習後に自宅で素振りに取り組んでいたという。その成果を発揮し「最高の気分」と涙ながらに語った。松永監督は「ずっと当たっていなかったが努力をしていた。報われて良かった」とたたえた。

 この試合は投手陣も力投し、先発左腕の桐島が4回1失点。5回は右腕の堀内につなぎ、最速96キロの速球で無失点に抑えた。

 チームは準優勝した2019年以来の上位進出を目指す。

(web限定 2023/7/29公開)

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