【小学軟式野球】闘勝タイガース 2回一挙8点奪う猛攻で大会初勝利/第20回宮崎サマーベースボールトーナメント

みやざきフェニックス・リーグ杯 第20回サマーベースボールトーナメント【初日】(2024年7月27日・宮崎市清武総合運動公園SOKKENスタジアムほか)

 小学生の軟式野球大会「みやざきフェニックス・リーグ杯第20回サマーベースボールトーナメント」は27日に開幕した。1回戦が行われ、闘勝タイガース(鹿児島)などが初戦を突破した。28日は同球場など宮崎市内4会場で2回戦と準々決勝が行われる。

闘勝タイガース
1回戦で活躍した迫(後列左から2人目)と武(同3人目)を囲む闘勝タイガースの選手たち

▼1回戦
闘勝タイガース12-5ワールドボーイ
(4回時間切れ)

武主将 逆転2点打&好走塁

 闘勝タイガースは1イニングに8点を奪う猛攻を見せ、12―2(4回時間切れ)で地元のワールドボーイを撃破。この大会は昨年に続く2度目の出場で初勝利を飾り、ベスト16に名乗りを上げた。

 打線が爆発したのは1点を追う2回だ。2四球などで1死満塁として、2番の武主将が「自分が打って走者を返してやるぞという気持ちだった」と右中間を破る2点二塁打で逆転。武は、続く前田のバントヒットで、二塁から生還と好走塁を見せた。

闘勝タイガース武主将
2回、右中間に逆転の2点二塁打を放つ闘勝・武

迫 グランドスラムでだめ押し

 さらに攻撃は続き、振り逃げ三振と四球で再び塁を埋め、7番の迫が右越え本塁打を放った。迫は自身初のグランドスラムに「自分が好きなコースが来たらしっかり打とうと思った。最初はフライかなと思ったけど打球が伸びてくれた」とうれしそうだった。

 チームは3回に1点、4回にも2点を追加。下位打線も四球を選び、先発全員が出塁と打線のつながりがいい。勢いを味方に、頂点を目指して駆け上がっていく。

▼1回戦
三股ブルースカイ(宮崎)11―8恒久フェニックス(宮崎)
南谷山マリーンズ(鹿児島)11―5宮崎Sunsベースボールク(宮崎)
宮崎バファローズ(宮崎)8―1三佐少年野球クラブ(大分)
中島サンダーズ(熊本)19―7清武ヤンキース(宮崎)
生目台メッツ(宮崎)8―6長洲ファイターズ(熊本)
西池ブルドッグ(宮崎)16―2日田リトルブレイヴ(大分)
城山ヤンキース(鹿児島)5―4大久保ファイターズ(宮崎)
宮崎鷹黒(宮崎)18―4岩戸北ジュニアーズ(福岡)
闘勝タイガース(鹿児島)12―5ワールドボーイ(宮崎)
綾ヤンキース(宮崎)5―2竹田南部スポーツ少年団(大分)
宇土ブルーナイン(熊本)13―11木花少年野球クラブ(宮崎)
那珂ライオンズ(宮崎)9―2那珂川マリナーズ(福岡)
小林BEAMS(宮崎)10―5宮崎スターズ(宮崎)
鰐塚ジャイアンツ(宮崎)8―4鏡ミラーズ(佐賀)
加納レンジャーズ(宮崎)8―1北斗ウィングス(鹿児島)
高取少年野球クラブ(福岡)6―1宮崎球友(宮崎)

(web限定 2024/7/27公開)

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