【小学軟式野球】加納レンジャーズ 投打かみ合い快勝 大会初の4強入り/第20回宮崎サマーベースボールトーナメント

みやざきフェニックス・リーグ杯 第20回サマーベースボールトーナメント【2日目】(2024年7月28日・宮崎市清武総合運動公園SOKKENスタジアムほか)

 小学生の軟式野球大会「みやざきフェニックス・リーグ杯第20回サマーベースボールトーナメント」は28日に2回戦と準々決勝が行われ、ベスト4が出そろった。加納レンジャーズのほか、三股ブルースカイ、宮崎鷹黒、那珂ライオンズと地元宮崎勢が上位を固めた。29日は生目の杜運動公園アイビースタジアムで準決勝と決勝が行われる。

加納レンジャーズ松本侑
準々決勝で先発し3回1失点の加納・松本侑

▼準々決勝
加納レンジャーズ12-3小林BEAMS
(5回コールド)

3回 3連打などで5点奪い逆転

 加納レンジャーズは準々決勝の小林BEAMS戦で、12―3(5回コールド)と投打がかみ合い快勝。4強に名乗りを上げた。

 1点を追う3回に酒井、大岐、松本侑の3連打で逆転。さらに敵失や江崎、重永の2者連続適時二塁打など、この回打者12人の猛攻で一挙7点を入れた。4回には先頭・松本侑の本塁打などで4点、5回にも1点を加えた。

加納レンジャーズ江崎
準々決勝の2回、適時二塁打を放ち、両腕を上げて喜ぶ加納・江崎

松本侑 投打で躍動

 1番・投手で出場した松本侑は投打にわたる活躍だった。投げては先発でマウンドに立つと、「外角低めで三振が奪えた。100点満点で75点」と3回を2安打1失点に抑えた。打っては3回に決勝点となる三塁打、4回の本塁打に、2四球も含めて全打席で出塁。3回の決勝打については「追い込まれたのでスローボールを狙い打ちした」と振り返った。

 この大会は昨年の8強が最高成績で、準決勝進出は初めて。井川監督は「下級生が出塁して打線がつながったし、ミスがあっても補うことができていた」と、うなずいた。

 チームは4月以降、市内の4大会に出場して全て決勝に進出し、優勝3回と好成績を残している。8月半ばには西日本大会にも出場予定。この大会で弾みをつけたいところだ。

▼2回戦
三股ブルースカイ(宮崎)11-0南谷山マリーンズ(鹿児島)
中島サンダーズ(熊本)13-11宮崎バファローズ(宮崎)
西池ブルドッグ(宮崎)8-3生目台メッツ(宮崎)
宮崎鷹黒(宮崎)9-1城山ヤンキース(鹿児島)
闘勝タイガース(鹿児島)9-1綾ヤンキース(宮崎)
那珂ライオンズ(宮崎)5-3宇土ブルーナイン(熊本)
小林BEAMS(宮崎)12-11鰐塚ジャイアンツ(宮崎)
加納レンジャーズ(宮崎)6-3高取少年野球クラブ(福岡)

▼準々決勝
三股12-7中島
宮崎鷹黒15-6西池
那珂ラ11-4闘勝
加納12-3小林

(web限定 2024/7/28公開)

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